繁桝@東大.総合文化です. 研究会の案内をもう一つ.心理学の基本を考えて見ようと言う試みです. 市川伸一先生からもちかけられた話ですが、心理学で説明する事の意味を 例えば、工学的発想とか、哲学、生理学を参照しながら考えて見るのには 良いのでは?と思います. > > > 日本行動計量学会・日本認知科学会 合同シンポジウム > > ------------------------------------------------------------ > 心理・数理・生理的アプローチの競合と協調 > ------------------------------------------------------------ > > 企画趣旨 > 人間の行動や認知に関する研究は,ますます学際色を強めている > が,残念ながら我が国では,まだまだ従来の学問間の壁が厚く,一 > 般にはこうした研究のようすが十分伝えられていないように思われ > る.このたびのシンポジウムでは,心理・数理・生理の少なくとも > 2つのアプローチをからめて基礎研究をしている研究者から,学生 > や近接領域の研究者をこの分野に誘うようなホットな話題を提供し > たい.学部学生や大学院生の参加も歓迎する.また,それぞれの研 > 究の成果だけではなく,異なるアプローチの長所・短所や統合の難 > しさと利点などについても,経験を踏まえた議論を展開する予定で > ある. > > 日時:1997年3月18日(火) 受付開始 9:30 > 午前の部 10:00-12:00 > 午後の部 13:00-17:00 > 場所:東京大学教養学部(京王井の頭線「駒場東大前」下車,駅前) > 12号館1225教室 > 参加費:日本行動計量学会または日本認知科学会の会員は無料. > 学生(大学院生,研究生を含む)は無料.学生証を受付に > て提示してください. > 非会員は,1000円(当日受付にて) > (資料集はなし.当日,ハンドアウトを用意します.) > > プログラム: > > ■10:00-11:00 > 機能的MRIから見た心理と生理 > …… 杉下守弘(東京大学医学部音声研) > ■11:00-12:00 > 視覚的注意の心理物理学と機能的MRIによるアプローチ > …… 渡辺武郎 (Boston University) > ■13:00-14:00 > 2つのマジカルナンバー7±2と4±1をめぐる心理と数理 > …… 吉野諒三(統計数理研究所) > 市川伸一(東京大学教育学部) > ■14:00-15:00 > オペラント行動の数量的分析 −行動経済学と行動ダイナミクス− > …… 坂上貴之(慶應義塾大学文学部) > ■15:00-16:00 > パラドックスを通してみた日常的確率推論 > …… 繁桝算男(東京大学教養学部) > ■16:00-17:00 > 話題提供者を囲んでの全体討論 > 指定討論者 佐藤隆夫(東京大学文学部) > > > 内容について,各300字程度の概要を用意しています.ご希望 > の方は,電子メイルまたは定型封筒に80円切手を張った返信用封 > 筒にて,下記の市川あてにお申し込みください. > > 問い合わせ先(各学会での今回の企画担当幹事): > 日本行動計量学会 > 繁桝算男(東京大学教養学部心理学教室) > E-mail: kshige (at) bayes.c.u-tokyo.ac.jp > 日本認知科学会 > 市川伸一(東京大学教育学部教育心理学研究室) > TEL & FAX 03-5802-8651 (研究室直通) > E-mail: ichikawa (at) educhan.p.u-tokyo.ac.jp > 〒113 東京都文京区本郷7−3−1 > > > > end of file. >
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