堀@香川大学経済学部です。 re:[fpr 706] 死んだ振りをしてたんですが、SPSSの話題がでてくるとでてこざるを 得ないですね。 >(単に改行するだけならまだ楽なのですが,長すぎる行を編集するとなると >右側に切れた部分を,別のセクションとしてつなぎあわせなければ >ならないので,自作するのは,ちょっと面倒。意味が分かりにくくて まずSPSSがwitdth=80とかの処理をしないというのはおかしいと思ってま す。その上でのコメントです。 SPSSでこのタイプの対応するなら、最初の変数の指定のところに工夫をす る事です。 correlation v1 to v100 with v1 to v7/v1 to v100 with v8 to v14. というようにsyntax で指定していきます。最初の変数指定が行になります。 with のあとの変数指定が列ですから、こちらでwidthについて調整します。 面倒ですが、一応これで対応できるでしょう。 これで、さらに、罫線を無いようにすると大変なことがおこりました。 と思ってalmailにひっぱってきたら、わりとまともです。 ------------------------------------------------------------- 相関係数 T901 T902 T903 T904 T905 Pearson の相関係数 T1 -.034 -.144 -.065 -.145 -.161 T2 .131 .155 .079 -.062 -.043 T3 .013 .039 .025 -.006 -.051 T4 -.042 .053 .029 .063 .032 有意確率 (両側) T1 .122 .000 .003 .000 .000 T2 .000 .000 .000 .004 .047 T3 .560 .076 .251 .776 .020 T4 .052 .015 .191 .004 .141 N T1 2108 2108 2108 2108 2108 T2 2108 2108 2108 2108 2108 T3 2095 2095 2095 2095 2095 T4 2094 2094 2094 2094 2094 ** 相関係数は1%水準で有意 (両側) です。 * 相関係数は5%水準で有意 (両側) です。 --------------------------------------------------------------- tab をつかっているのでtab設定によって見え方が違います。(1カ所我慢で きないところがあったので「Pearson の相関係数」のあとにリターンを入れま した) この出力は、相関係数出力のところにマウスカーソルをもっていき、ダブルク リック→右クリック→ tablelooks →SPSSクラシックス(カタカナ文字の ほう)で指定しています。これだと罫線はなくなります。 どう大変だったかというと、出力窓では下三角型の表示がされました。それを コピーしてもってきたら下三角でなく全部が表示されました。このレベルを仕 様といわれたらなんでもありになりますね。やってみてください。結局画面表 示のほうは、systax でしかサポートしていない with には対応していないの でしょうね。 とりあえず、このように出力の桁数を押さえることはできます。 基本的にはワープロや表計算ソフトへのコピーを考えていますね。 7.0からサポートしたGLMも開発途上であるとの発言がSPSSのほうか らありました。release 8.0 に向けて大いにコメントしましょう。 今、power だけを計算するoptionを開発中だそうです。これを別売して9万8 千円で買う人がいるのだろうか。 まだ正式の日本版は来ていません。順次発送中ということで5月になると言わ れています。この結果は最初の英語版7.5のものです。 香川大学経済学部 堀 啓造 e-mail hori (at) ec.kagawa-u.ac.jp home page http://fourier.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。