新潟国際情報大学の松井です.fprの内容には直接は関係ないので
すが,情報処理学会ヒューマンインターフェース研究会主催のワー
クショップ「ネットワークコミュニケーション」についてお知らせ
します.とくに下記のセッションは心理学・社会学を中心としたも
ので,メーリングリストに関連する話題も出ると思いますので,興
味をお持ちの方は是非ご参加ください(参加申込者が少なくて困っ
ているのだそうです).
セッション「個人・社会とネットワークコミュニケーション」
ミニ・シンポジウム: 「インターネットにおけるコミュニケーションは、
そこに集まる人々にとってどのような意味を持つのか」
話題提供者
三浦麻子 (大阪大学 / 社会心理学)
「「インターネット社会」の心理学
−人々は、その中で何を思い、どう行動しているのか− 」
杉本卓 (東京大学 / 認知科学・情報教育)
「インターネットにおける「グローバル化」と「パーソナル化」」
野村一夫 (法政大学 / 社会学)
「自省のメディア‐自己言及の快楽とシティズンシップの可能性」
指定討論者
川浦康至 (横浜市立大学)
安田雪 (立教大学)
司会
山下清美 (専修大学)
主旨:
コンピュータネットワークによるコミュニケーションは,わたした
ちの社会生活におけるコミュニケーションの一部に確実になりつつ
ある.特に最近のインターネットの普及は、ネットワーク上での人々
の出会いの機会を格段に広げ、またWWWという新しい情報発信の方
法により新たな自己表現の手段を人々に与えた。こうした新しいネッ
トワーク・コミュニケーションが,個人や社会に与えた(またこれ
から与えるであろう)影響を,主として心理学・認知科学・社会学
の立場から考察する.
日時:7月12日(土)午後13時から16時半
場所:つくば学園都市にある電総研(通商産業省工業技術院電子技術総合研究所)
なお,ワークショップ全体について詳細は
http://www.etl.go.jp/etl/People/yoshinov (at) etl.go.jp/ipsj/nc-tsukuba.html
を御参照ください.
--- 松井孝雄 新潟国際情報大学情報システム学科
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。