岡本@金沢大学です。
富田@早大大学院さんより:
>しかし,データ分析と,理論的な判断の両面から考えても,
>直交と斜交のどちらを採用してもよい場合,どう判断するのが
流れからいって、わたしが答えるべきなのでしょうが、具体的に該当する
データとその因子分析の位置付けに即してでないと、答えようがない、と思います。
あるいは、どちらを採用してもよいのなら、どちらか一方を捨てるという
のではなく、それぞれの因子解で平行して分析を進めるべきだと思います。
>直交解でも,斜交解が得られることがあるということは
上記について一言:
直交解は、直交解になるように制約条件を設けて解を求めるので、得られた
因子は直交しますが、斜交解は、直交という制約を置かずに解を求めるという
ことですから、斜交解として求めても直交解の得られる可能性はあります。
岡本安晴
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