[fpr 783] sas iml program(Algina & Keselman)

堀啓造

堀@香川大学経済学部です。

Algina,J. and Keselman,H.J(1997) Detecting repeated measures 
   effects with univariate and multivariate statistics.
   Psychological Methods, 2(2), 208-218.

に SAS IML を使った,Repeated measure power analysis(one-way 
design)のプログラムがあります。平均値と共分散行列および,想
定するαと検定力を入れて,分散分析と,多変量分散分析とでの検
定力をもとめ有利なほうの最小サンプル数をしめすものです。その
ときの両方の検定力も示します。

このプログラムをSPSSの行列言語に移植しようとしているので
すが,もとプログラムに問題がありそうなのです。
一つは,nifty のフォーラムSASでお訊きして,鈴木督久さんか
らもお答えをいただきました。p217 左の下から7行目
APRIME=1(K-1)||J(K-1,1,-1);
       ^^^^^^
の部分は I(K-1) の誤植のようです。同頁右の真ん中あたり,
_H2=(N _R)# _SLAM2-SLAM1;
     ^^^^^
も N-_R の誤植のようです。
P218 の出力もかなり疑わしいのです。EPS(ε)が出力結果が同じに
なってます。

そのほか,SPSSに移植したプログラムでの結果とだいぶ違って
ます。移植そのものが間違っている可能性は高いのですが,どうも
P218の結果は元プログラムの結果なのだろうかという疑問がありま
す。

私はSASのIMLを使える状態にいないので,どなたか,SASを
使った結果を示していただけないでしょうか。
同時にこのプログラムで CALL GSORTH(PP,TT,LINDEP,A);
の結果でている。AOを示していただければこちらのプログラムのチ
ェックの大きな参考になります。結果があっていてもこれを教えて
いただければ幸いです。よろしくお願いします。

堀 啓造(香川大学経済学部)
e-mail    hori (at) ec.kagawa-u.ac.jp
home page http://fourier.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/

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