松本@富士通研究所です。
いいかげん、fprとは関係なくなっているので、最後にしようと思います。
>>市川@東大です。
>>
>>>松本@富士通研究所です。
>>
>>あれ、こんなところでばったり会うとは! 元気ですか?
はい。元気にやっております。
>>ただ、現在の方式になったときも、相当考えたとは思うんですよ。しかし、領域
>>が違う研究のどれが優れているかを判断する方法は結局ない。そこで、しかたな
>>くもっとも単純な「申請額の合計に比例するように、分野に配分」とせざるを得
>>なかったのでしょうね。
行政改革のシーズンですから、クズ申請かくかどうかはさておき、
「配分をくれー!」
くらいのアピールを賛同者でしたらいかがですか?
TVの特集などで、東大の工学部とMITの設備の比較をやったりしてて、あき
らかに研究費の少なさがわかっているわけですから。
設備が大量に必要と思われる工学部ですら少ない研究室が結構あるわけです
から、当然、「心理学」という分野だって例外じゃないですよね。
#金さえあれば、実験できるのにぃ。というのは、本当は情けない話しです。
>>#それにしても、大企業は研究費の心配などなくていいですね(>松本君)
それはある意味で間違いと考えられます。
大前提:企業なんだから、収益を重視するのは当然
です。研究費だって企業全体で多いだけですから、足りない部門がないとは思
えません。だから、
収益貢献しない研究はできない
わけです。しかしながら僕はこの方が健全だと思います。というのは、研究の
重要性のチェックとして市場原理が働くからです。売れないもの、アピールし
ないものは段々と減っていくわけですから。
逆にいうと、国家予算という大きい枠組では、学術研究費の方が多い可能性
がありますね。
科研費なんて、一部の専門家に評価してもらう制度よりも、もっとより多く
の人の前で直接アピールして、その評価を採り入れながら配分を決定していく
ようにすればいいのかも知れませんね。
#学会だけじゃなくてね。
松本安英
富士通研究所
情報サービス研究部
NIFTY:KXA00452
ymatsumo (at) flab.fujitsu.co.jp
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。