豊田@立教大学です こんにちは. 時間の都合で元記事読んでないのですが,なんとか答えられると思います Sachi Mizobuchi <buchiko (at) mickey.slab.ecl.net> さんは書きました: >こんにちは、NTTの溝渕と申します。 > 標本誤差=+-2√世帯視聴率(100-世帯視聴率)/標本数 > #ルートです。これ以下全部にかかっています。 > この隣には正規分布図が書かれていて、視聴率10%を中心に、信頼区間95%の >ところに縦線が引かれています。標本数600の時の誤差が2.4%であると書かれ >ています。 >------------------------------------------------------------------------------ > 分からないのは式の部分で、 > >・+-2というのは何なのか? 標本誤差という言葉は,半分日常用語になっていて,定義がゆれていますので 「95%信頼区間」と「標準誤差」という用語を使います.このとき上記の式は 正しくは 95%信頼区間=世帯視聴率+-2√世帯視聴率(100-世帯視聴率)/標本数 です.pは標本比率,+−はプラスマイナス,2は1.96の近似です >・ルートの中の分子(世帯視聴率(100-世帯視聴率)は何を表わしているのか?? 母集団の分散の推定値です >・全体として何を出しているのか??? 「95%信頼区間」を表現しようとして間違えているのだと思います. > 私が昔学校で習った標本誤差の算出法は、 > > σ/√N これが「標準誤差」です > σ:母集団の分散の推定値 これは標準偏差の推定値です > N:標本数 > というものでしたが、これと上の式はどう関係しているのでしょう? 標準誤差を1.96倍して,標本世帯視聴率の上下に幅を設けたものが 95%信頼区間です. > よろしくお願いいたします。 こんなんで宜しいでしょうか? -- ---------------------------------------------------------------------- TOYODA Hideki Ph.D., Associate Professor, Department of Sociology TEL +81-3-39852323 FAX +81-3-3985-2833, Rikkyo(St.Paul's)University toyoda (at) rikkyo.ac.jp 3-34-1 Nishi-Ikebukuro Toshima-ku Tokyo 171 Japan ----------------------------------------------------------------------
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