こんにちは、NTTの溝渕です。 午後のひととき、いかがお過ごしでしょうか。 #時差、非同期性を無視した挨拶 [fpr:807]の質問に対して、replyをいただきましてありがとうございました。 「標本誤差」とされていたのが、実は「95%信頼区間」を表わす式だという ことで、すっきしりました。 ところで、宮崎様のメールで > また、ルートの中の > 世帯視聴率(100ー世帯視聴率)の部分は、ベルヌーイ試行( outcome が0 or > 1) > の分散 p(1-p) > から来ています。式でいうと、pを比率で表す場合(これが普通教科書にのっていま > す)、 > p-hat +- 1.96root(p-hat(1-p-hat)/n) > (p-hatはパラメーターpの標本推定値)ですが、これを%であらわせば、 > 100(p-hat +- 1.96root(p-hat(1-p-hat)/n)) > = y +- 1.96root(y(100-y)/n) > ここでy= 100*p-hat とおいた。 > となりご質問中の標本誤差の式となります。 確かに、例の式になりますね。2項分布に従うことを仮定しているというこ とでしょうか。しかし、世帯視聴率のデータは、サイコロを振る試行のように、 一定の生起確率を仮定するというのがどうもピンと来ないのですが... テレ ビのチャネル数と、モニター世帯数が一定に定められた中での生起確率なので、 2項分布でいいのでしょうか。 溝渕 佐知(みぞぶち さち)========================================== 日本電信電話株式会社 NTTソフトウェア研究所 ソフトウェア技術研究部 インタラクティブサービス方式研究グループ Tel:0422-59-2486 Fax:0422-59-2489 〒180 東京都武蔵野市緑町3-9-11 ======================================================================
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