守@信州大学です。 以下の市川さんへのお返事です。 At 9:58 PM 98.1.29 +0900, d32771 wrote: >市川@東大です。 > >>そこで、「討論そのものをワークショップのテーマにしよう」という >>提案です。 > >以下を見ると、討論そのものをワークショップのテーマにするという >より、ワークショップで討論をしようというだけのようにおもえたの >ですが、どちらなんでしょうか? それとも、討論をしてみて、その >討論そのものをテーマにするのでしょうか? (今回のさんぽ討論はま >さにそれですが。) > ちょっと書き方が曖昧でした。 テーマは「学問分野で討論を活発化させるためのディベートの可能性」 というようなものです。「討論」をテーマにするのではなく、討論を活発 にするための方策としての「ディベート」をテーマにします。 『授業ディベート入門』の著者、岡本明人さんをお呼びしてチュートリアル的な 話をしてもらった後に、「学会でもディベート形式のセッションを導入すべきであ る」という論題で実際に2派に分かれディベートの実演をしたらいいと思います。 >そうですよね。守さんの費やしている努力にもかかわらず、なぜKR >では討論が活性化しないのかというのは大事な問題ですよね。 KRについてはもっと宣伝もしたいので、別のメールで回答します。 >私は、少なくとも日本の教育 >場面でやるときに、どうも抵抗があって、自分の授業でも採用しな >いんです。生徒が自分の意見に愛着をもってがんばってくれるとは、 >どうも思えないのです。ちなみに、国語教育の人たちと話したとき >も、こういう形式は非常に反発がありました。ディベート甲子園の >ようなものを見ていると相当気持ちわるがるひともいます。(自分 >の意見と逆の役をやりたいと生徒が言うならいいと思いますが、ラ >ンダム割り当てを原則とするというのがどうも。) ディベート甲子園は確かに気持ち悪いです。 >ただ、私自身、こういう形式を試みた上で言っているわけではあり >ませんから、考え方が変わるかもしれませんが。 やる前になんとなく嫌悪感があって・・・という人は多いと思います。 そこで、学会などで実演するのは実体を知ってもらうのに効果的だと思うのです。 >>肯定派・否定派3人ずつに司会進行役1人の7人必要ですので、賛同者(参加希望者) >>が6人以上いれば、具体的企画をします。 > >私は、とにかくこの形式だとやる気がわかないので、すみませんが >パスです。でも、観戦してこれはよいと思えるようなら、再考して >みるつもりです。 > はい、ぜひ観戦にはいらして下さい。 しかし、まだ出場希望者が長谷川さんしかいません。 ------------------------------------------------------------------- 守 一雄@380-8544信州大学教育学部学校教育講座(これだけで郵便が届きます。) kazmori (at) gipnc.shinshu-u.ac.jp 電話 026-232-8106 内線454 『DOHC』『KR』発行元 Fax 026-237-6131 直通 http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/mori/hp-j.html -------------------------------------------------------------------
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