長谷川@岡山です。 締め切りぎりぎりとなりましたが、岡本さん、南風原さんと調整のう え、以下の内容で申し込みをさせていただきました。 関連する議論、指定討論者の自薦、他薦など、よろしくお願いします。 =========================================================== 心理学研究の自己点検(5) 「数量的データおよび尺度を考える」 =========================================================== 企画者 長谷川芳典・南風原朝和 話題提供者 岡本安晴 このシリーズでは昨年まで,統計的検定の誤用や,多変量解析の適用 上の問題など,数量化された心理データの解析に関する問題をテーマと して取り上げてきた。今年度は,さらに基礎的な問題として,数量的 データ自体の性質を取り上げる。その核心となる尺度の水準は,心理統 計学の入門書の冒頭で取り上げられるような基本的な事項であるが,そ うした解説書では必ずしも理論的に満足のいく説明は与えられておら ず,また現実の心理学研究における数量的データの取り扱いを見ても, 疑問を感じさせるものが少なくない。こうした現状を踏まえ,「測定の 基礎理論」の観点から尺度の水準を改めて考え直し,心理学研究におけ る数量化および尺度に関する諸問題について理解を深め合いたいと考え ている。
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