石田@東北大です. C00279 (at) simail.ne.jp 氏は 「[fpr 921] Re: 日心 RTD」において曰く: > 南風原さんの例[fpr 917]では、差の大きい元のデータより、逆数をとっ > た差の小さい方で有意差が出ています。 ただ南風原さんの例は「課題遂行時間」であって,私が念頭に置いていた Donders的な「反応時間」とはちょっと違いますよね.南風原さんの例はそも そもの C00279 (at) simail.ne.jp 氏は 「[fpr 912] Re: 日心 RTD」において曰く: > 時間の逆数は速度だから。という考え方があります。 の例としては適切かとは思いますが. > 研究の目的に合わせてモデルの設定とデータの収集を行う、という方が > 単純に分散分析で済ませるより望ましいですね。 まあ要はこういうことなんですけどね. 分散分析はやはり幾つかの要因を操作するような実験の分析に便利なんで, なるべく使いたいと.そういうことで変数変換も分散分析(に限らず適切な分 析法方)にかけることに意味があるような形で,という視点も考慮に入れるべ きなんでしょうね. -- "This night wounds time" 東北大学 情報科学研究科 人間社会情報科学専攻 認知心理情報学講座 石田 翼 <tbs-i (at) cpsy.is.tohoku.ac.jp>, <GHE04441 (at) niftyserve.or.jp> HomePage: http://www.cpsy.is.tohoku.ac.jp/~tbs-i/ Key fingerprint = 74 59 19 BD 78 6B 82 17 E1 6B 26 35 CE 06 B2 94
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