第6回心理測定研究セミナー開催のご案内 人事測定研究所では、心理・教育・人事測定の領域における最近の研究課題や研究方 法に関するテーマを取り上げた心理測定研究セミナーを定期的に開催いたしております 。昨年10月に行いました第5回セミナーでは、SASによる多変量解析について、大 学入試センターの前川眞一先生にご講演をいただき、多数の研究者の方々にご参加いた だきました。 このたび、第6回心理測定研究セミナーとして下記の要領にて開催する運びとなりま した。今回は立教大学の池田央先生をお招きし、米国の最新情報を交えながら、コンピ ュータを用いたテスト法、いわゆるCBT(Computer-Based-Testing)の現状とこれからの テストのあり方についてご講演いただきます。 ご多忙中とは存じますが、是非ご出席いただきたくご案内申し上げます。 <第6回心理測定研究セミナー開催要項> ●テーマ 第三のテスト革命 −CBT突入の時代が意味するもの− ●講師 池田 央(立教大学社会学部教授) ●司会 芝 祐順(東京大学名誉教授・人事測定研究所特別顧問) ●日程 平成10年3月14日(土) 15:00〜17:30 講演ならびに質疑応答を予定しています ●会場 人事測定研究所 本社6F会議室 (営団地下鉄日比谷線 神谷町駅下車徒歩3分) ●定員 50名 ●参加費用 無料 ●お問い合わせ 人事測定研究所 測定技術部 舛田・町田 〒105 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山ヒルズ Tel 03-5400-3252(直通) ●申込方法 添付したフォームに必要事項を明記の上、E-mailにてお申し込み下さ い。 宛先 LDM02327 (at) niftyserve.or.jp <講師ご紹介> 池田央先生は、日本におけるテスト理論の第一人者として知られ、国 際的にも活躍されています。多数の著書の他、現在はコンピュータによる教育を通じて の新しい評価法の開発を研究されています。 今回のご講演では、つぎのようなお話をいただきます。 21世紀はいよいよ間違いなくCBT(Computer-BasedTesting)の時代に突入する 。 日本が例外のままでいられるかどうか。黒船はそこまできている。ここではアメリカの CBT開発20年の歴史を辿り、われわれはそれに対してどう対処すべきか、その必要 性はないのか考えてみたい。出来ればインターネットなどを通じて、最新の現状を理解 し、それに対する心理測定研究者の備えはどうあるべきか議論してみたい。 (参考文献) ・Bennett, R. E. (in press). An electronic infrastructure for a futuregenerati on of tests. ・Frederiksen, N., Mislevy, R. J., & Bejar, I. I.(Eds.) (1993). Test theoryfor a new generation of tests. Lawrence Erlbaum Associates. ・池田 央(1997) 未来の大学入試. 大学時報, 日本私立大学連盟, 26, 64-69. ・池田 央(1998) 試験方法の技術革新. UP, 東京大学出版会, 1月号, 12-20. ・Sands, W. A., Waters, B. K., McBride, J. R. (Eds.) (1997). Computerized adap tive testing: From inquiry to operation. American Pscyhological Association. ・Wainer, H. (Ed.) (1990). Computer adaptive testing: A primer. Lawrence Erlba um Associates. 〔予告〕第7回心理測定研究セミナー ベイズ統計のすすめ(東京大学 渡部 洋 先生) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 参加ご希望の方は以下の情報を入力し、参加のお返事を送信願います。 お名前: ふりがな: ご所属: ご連絡先:<所属先・ご自宅>(どちらかに○をおつけ下さい) ご住所: 〒 TEL: FAX: E-mail:
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