岡本@金沢大学です。
[fpr 964]より:
> いずれも比率尺度としては問題無いのでしょうが、読者に正確かつ有益な情
報
>を与えるという観点からみることも必要ではないかと思いました。
いずれも統計学的/物理学的数値の倍率ですね。
これらが読者に「正確かつ有益」な情報であるのかという疑問が生じるのは、
これらの倍率によって表わされる何か本質的なものについて知りたいという
ことなのだと思います。
つまり、上の例の倍率は、Stevens (1951, in Stevens (ed.), Handbook of
Experimental Psychology)のいうindicantであって、measureではないという
ことなのでしょう。
岡本安晴
c00279 (at) simail.ne.jp
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