Yasuharu Okamoto さんは書きました:
>岡本@金沢大学です。
>
> [fpr 982]より:
>
>>このデータにもとづき、「条件A」「条件B」の被験者の相違を
>>統計学的手法によって、有意差の検定を行おうとしていますが、
>>分布形はどうやら正規分布と言えそうになく、その検定手法に頭
>>を悩ませている次第であり、
>
> 単に2条件での差の検定なら、ノンパラメトリック検定を行うという
>のではどうですか。
>
> 分布を決めてモデルを設定して分析するという方法も考えられますが、
>反応時間の分布はいろいろなものが用いられています。
> ポアッソン計数/計時モデルに基づいたconvolution、Weibull分布、
>対数正規分布、ガンマ分布、という具合にいろいろあって、モデル構成して
>分析するときはどれかを選ばなければなりません。
>
> 特定の分布を仮定せずに、ノンパラメトリック検定ですめば、
>それで十分だと思います。
>
> 岡本安晴
> c00279 (at) simail.ne.jp
>
>
気象協会の丹治です。
ご丁寧に御返事をいただきまして大変ありがとうございます。
ノンパラメトリック検定については、母集団についての前もっての知識が
ない−平均値も分散も等しくなささそう−ということで、ラページ検定と
いうのを行ってみたところです。ただ、その結果が今一つ釈然としない感
があり、分布を仮定しての検定を行ってみようと考えております。
森敏昭@広島大様から「対数変換して分散分析、t検定を行うことが多い」
とのご教示をいただきましたので、さっそく対数変換して分析を進めてみ
ようと考えております。
貴重なご指摘、大変ありがとうございました。
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丹治 和博 tanji (at) sapporo.jwa.go.jp
(財)日本気象協会 北海道本部
調査部 道路調査課
〒064 札幌市中央区北4条西23丁目
tel:011-622-2237 fax:011-640-2381
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