鎌田@ミシガン州立大学大学院 です。 > 「一致する」といっても、点推定ですからサンプルデータ毎にランダムに > 変動します。不偏推定値といっても特定の1つの値が真の値に「一致」 > するという可能性は連続量の確率としては0です。 に付け加えです。 抽出可能なすべてのサンプル、つまりすべての組み合わせについて不偏推定値を計算 し、(例えば、母集団 N=5 で n=3 のサンプルの抽出の仕方は 5C3=10 通り)それらの平均値を取ると、母集団の真の値と一致します。このことを、小さな データで実際に計算することが、結構 n-1 の役割を実感できるのではないかと思います。また、大きなデータでは、すべての組 み合わせを計算するのはほぼ不可能ですが、不偏推定値の標本分布が真の値を平均に 持つことはシミュレーションで再現できると思います。 ------------------------------- A. Kamata kamataak (at) pilot.msu.edu 3224-2D Trappers Cove Lansing, MI 48910 tel/fax (517)393-8718 (home) tel (517)353-0637 (office) -------------------------------
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