To fpr (at) nuis.ac.jp 湯浅秀道です 少し考え直してみたのですが、岡本先生のアイデア以上はおもいつきません でした。そ こで、以下のように質問紙を訂正しました。 ********************************************************* 調査(無記名)のお願い 相関係数の値が、各研究分野によって異なる事は暗黙の了解とされているよ うである。 しかしながら、それが明らかとされなければ、各研究分野の垣根は高くなり、 より総合 的な研究の芽が詰まれてしまう可能性があります。そこで、相関係数の値が、 各研究分野 によって異なるかを各分野の研究者の主観的判断より調査する事を計画しまし た。 回答は「MXE05064 (at) nifty.ne.jp」へメールしてください。なお、本調査の結果 は個人名 がわからないようにし、各メーリングリストで公開するとともに、公開した結 果は自由に 使用できるものといたします。 湯浅秀道 年齢 、 性別 、 研究分野 ------ ------- --------------------- 質問:相関係数に関してお答え下さい。 「中程度の相関がある」とはどの程度の値と思いますか? r= ---- ご協力ありがとうございました。 *************************************************************** まだまだ、問題点が多いかもしれません。特に症例数が記載されていない事 と考えて います。各分野で一般的に使われている症例数は非常に異なります。研究計画 の時点で αβより決まる事もあるのですが、一般的には暗黙の了解による症例数の決め 方が多い ようなので一律に記載できないのです。ご意見をお聞かせ下されば幸いです。 それと、実際にはそのメーリングリストの管理者に質問調査の了解が必要で あり、そ の了解を得た事を明記する事が大切だと思っています。その際に、一般的にメ ンバーは 公開されていることが多いので、問題は少ないと思いますが、会員数などの情 報を利用 して良いかも確認する必要があると思っているのですが。もっとも、メーリン グリスト 参加者だけのデータですから非常に偏った集団ですが、、。 調査の前に、各分野での教科書を調べる事が必要だと思いまして、相関係数 の解釈に ついての記載を探してみました。まだまだ、ありそうなのですが、以外と医学 系の教科 書(ZARなど)では見当たらなかったです。とりあえず参考に少しあげてみま す。他に違 う分け方がしてある文献等をご存知の方が見えましたら教えてください。 豊田秀樹:調査法講義P71&田中敏:実践心理データ入門;1. 0.2以下であればほ とんど相関 がない、2. 0.2-0.4であれば弱い相関がある、3. 0.4-0.7であれば中程度の相関 がある、4. 0.7以上であれば強い相関がある。 Freedman:Statistics;r=0.4ならa liner pattern is just beginning to emerge. r=0.. 6ならwith a stronger linear pattern. r=1ならthe stronger is the linear association between the variables and the more tightly clustered are the points around a line. 東京大学教養部統計学教室:統計学入門;データの大きさがn=15ぐらいであれ ば、相関係数 はr=0.7程度でも実際には弱い相関であり、r=0.5ならば事実上関係があるよう には見受け られないことに注意してほしい。
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