守@信州大学です。 At 9:08 AM 98.8.25, Keizo Hori wrote: > 堀@香川大学経済学部です。 > > 守 一雄さん wrote ; > > > >> というのは積極的に変なデータを省けといっているのだろうか。 > > そうではないと思います。 > >「報告された結果が、【データの特殊性・特異性によるものでない】ことをシッカリ > >と示せ」 > >と言っているのだと思います。 > > それで、示すとはどういうことになるのか? APAの該当ページへ行ってきました。 (c) the use of techniques to assure that the reported results are not produced by anomalies in the data (e.g., outliers, points of high influence, non-random missing data, selection, attrition problems) should be a standard component of all analyses. (すべての分析にはその基本的部分に 報告された結果が【データの特殊性・特異性によるものでない】ことを シッカリと示せるような技法 を含まにゃあかんですぜ。) 前の堀さんの紹介ではanomalies in the dataとしかありませんでしたが、 ここではその後にカッコ書きで、 「はずれ値による影響、points of high influence、偶発的でないデータの欠如が起 こす問題、 選択バイアス、研究の進行とともにデータ数が減少してしまう問題」 が挙がっています。(points of high influenceは何のことでしょう?) こういうものがないことをちゃんと確認しろということでしょう。 堀さんが言うように「変なデータを省け」というような 事後的な処理について言っているのではなく、 変なデータを取らないよう気を付けた上で 「変なデータによるものでないことをちゃんと確認しなさい」 と言っているのだと思います。 ------------------------------------------------------------------- 守 一雄@380-8544信州大学教育学部学校教育講座(これだけで郵便が届きます。) kazmori (at) gipnc.shinshu-u.ac.jp 電話 026-232-8106 内線454 『DOHC』『KR』発行元 Fax 026-237-6131 直通 http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/mori/hp-j.html -------------------------------------------------------------------
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