[fpr 1161] APA の統計への態度

堀啓造

堀@香川大学経済学部です。

守 一雄さん wrote ;
>
>(c) the use of techniques to assure
>that the reported results are not produced
>by anomalies in the data
>(e.g., outliers, points of high influence,
>non-random missing data, selection, attrition problems)
>should be a standard component of all analyses.
>(すべての分析にはその基本的部分に
>報告された結果が【データの特殊性・特異性によるものでない】ことを
>シッカリと示せるような技法
>を含まにゃあかんですぜ。)
>
> 前の堀さんの紹介ではanomalies in the dataとしかありませんでしたが、
>ここではその後にカッコ書きで、
>「はずれ値による影響、points of high influence、偶発的でないデータの欠如が起
>こす問題、
>選択バイアス、研究の進行とともにデータ数が減少してしまう問題」
>が挙がっています。(points of high influenceは何のことでしょう?)
> こういうものがないことをちゃんと確認しろということでしょう。
>
>堀さんが言うように「変なデータを省け」というような
>事後的な処理について言っているのではなく、
>変なデータを取らないよう気を付けた上で
>「変なデータによるものでないことをちゃんと確認しなさい」
>と言っているのだと思います。

それでは、変なデータがでたら、その研究そのものを捨てるのですか?

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堀 啓造(香川大学経済学部)e-mail:  hori (at) ec.kagawa-u.ac.jp
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