南風原@東大教育心理です。
岡本さんも
》岡本@金沢大学です。
》
》 急いでやらなければならないこと(RTDでの報告内容の準備)があるのに、
》このようなことを書いていると怒られそうですが、・・・
と書いているように,日本心理学会の大会でのラウンドテーブル・ディス
カッションの開催日が近づいてきました。日時と場所は以下の通りです。
10月8日(木)[大会初日] 午後3時45分〜5時45分
東京学芸大学 新3号館2階326室
要旨は大会プログラム53頁にありますが,以下に再掲しておきます。なお,
話題提供者の岡本さんからは,事前に(直前に?)話題提供内容の概略を本
メーリングリストに流してもらうことになっています。数学科出身の岡本さ
んには,私たち参加者のほとんどが数学科出身でないことを十分ふまえて,
分かりやすく話題提供してくださるようお願いしてあります。では,当日,
会場で。
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心理学研究の自己点検(5) 「数量的データおよび尺度を考える」
話題提供者 岡本安晴(金沢大学)
指定討論者 村上 隆(名古屋大学)
吉野諒三(統計数理研究所)
このシリーズでは昨年まで,統計的検定の誤用や,多変量解析の適用
上の問題など,数量化された心理データの解析に関する問題をテーマと
して取り上げてきた。今年度は,さらに基礎的な問題として,数量的
データ自体の性質を取り上げる。その核心となる尺度の水準は,心理統
計学の入門書の冒頭で取り上げられるような基本的な事項であるが,そ
うした解説書では必ずしも理論的に満足のいく説明は与えられておら
ず,また現実の心理学研究における数量的データの取り扱いを見ても,
疑問を感じさせるものが少なくない。こうした現状を踏まえ,「測定の
基礎理論」の観点から尺度の水準を改めて考え直し,心理学研究におけ
る数量化および尺度に関する諸問題について理解を深め合いたいと考え
ている。
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南風原朝和 haebara (at) educhan.p.u-tokyo.ac.jp
〒113-0033 東京大学 大学院教育学研究科
TEL:03-5802-3350 FAX:03-3813-8807
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