[fpr 1306] 順序尺度データの判別分析

Shigekazu Ishihara

> 新谷@リコーテクノネット株式会社です。


お返事ありがとうございます.


> >順序尺度データを判別分析することについての問題点というのは

> >指摘されているのでしょうか?

> 

> 問題点としては、判別分析では順序尺度を間隔尺度として

> 処理することになるので、順序間の間隔が偏っていたりすると

> 妙なモデルができてしまうことが恐れがある点でしょうか。


“妙な”が,何に対して妙になるかが言われているのかいないのかが

知りたかったのです.はたして本当に妙になるのかどうか.

(私は妙にはならないと理解したのですが.)

あるいは,萩生田・繁桝,心理学研究 67(1),
1996のような検証がされているのかどうか.


> 数量化2類がスペシャルな方法だと思いますがいかがですか?


ごもっともです.

ただ,数量化というか,バイナリーにして変数を増やすと次元数が増える,また,

ステップワイズがやりにくい(できない?)という問題が起きますので,

名義尺度でないときは,なるべく避けたいです.

とはいえ,名義尺度のときには私は世話になっているのですが.


> ところで「gifiの人たち」ってどなたのことを指すのでしょうか?

> よろしければ教えてください。


うわ,困ったな.この前Meulmanさんを呼んだ人が答えてもらうといいのですが.

Leiden大学(Eindhoven Tech.
Univ.も入るのかな,たしか急行で次の次の駅だったとおもうけど)

の統計学科を中心としたグループで,最近は順序尺度と名義尺度の多変量解析の手法を

いろいろ発表しているのです,が,僕はまだ本を買って勉強していないので

だれか正確に定義してくださいませ.


石原茂和





スレッド表示 著者別表示 日付順表示 トップページ

ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。