岡田@立教大学です。
思い切り古いレスなのですがfpr1200で鈴木@日経リサーチさんのコメントで
>因子分析の出力する固有値は3種類あり,
>
>(1)相関行列の固有値
>(2)事前共通性を代入した行列の固有値
>(3)事後共通性を代入した行列の固有値
>
>SPSSは(1)のみ出力する主義でカイザー基準で因子数の目安を見るのに便利
>です.しかしSPSSのこの出力によって,多くの人が回転後の説明分散に固有値
>の寄与率を報告するという間違いを犯したそうです.
>SASは(2)(3)を出力します.(3)の固有値は指定した因子数のところ
>で累積寄与率が1になります.
というお話がありました。
いま,SPSSで因子分析を行っていて,固有値から,因子数を目安つけたいのですが
この「カイザー基準」というのは,何なのでしょうか?
手元の本(柳井他1990「因子分析」朝倉書店,
コムリー(芝訳)「因子分析入門」サイエンス社
柳井1994多変量データ解析法 朝倉書店など)
を見てみたのですが,見あたりません(乗っているのかもしれませんが)。
どなたか分かりやすく書いてある本などご紹介いただければ
ありがたいです。
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Tsutomu Okada(AP)
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