岸本@SASです。 私もROMに戻ろうと思いますが、 > 修士論文でのデータ分析のとき、幾つかのパラメータ値の推定法を同じ > データに適用したことがあります。このとき、最尤法は不安定だな > という印象をもちました。以後、最尤法の使用は長い間避けていました。 という点だけ気になりました。 このご発言がどのようなデータ分析からでてきたのか不明なのですが、 一般に最尤推定量というのは小標本ではよい推定量にはなりません。 大標本の場合には、適当な正則条件の下で一致性・漸近有効性等の よい性質があることが知られています。 もちろんこのようなことは岡本先生に申し上げているのでありません。 fpr を見ている数理統計に明るくない人が「へえ〜、最尤推定って 不安定なんだ〜」と思いはしないかと心配になりました。 ξ ■ゞ(^_^) Kishimoto SAS Institute Japan The opinions expressed here jpnjak (at) jpn.sas.com 1-13-1 Kachidoki are mine and not necessarily (03) 3533-3831 Chuo-ku Tokyo 104 those of SAS Institute.
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