[fpr 1424] イプシロン修正とF分布+因子数の選定

Hidetsugu KOBAYASHI


小林@福井です.

>
>  反復測定データのときにイプシロン修正([fpr 1390]、森さん)を
>行うとF分布の自由度が自然数でなくなります。
>
>  自然数でない自由度に対するF分布の確率を求めるプログラム例を
>次のWebページ
>
>  http://www.users.kudpc.kyoto-u.ac.jp/~e50048/FndmntlStat/
>
>にアップロードしました。


ありがとうございます.違う環境にソースを移し,実行させてみました.
投入したデータの尺度の水準が低いせいか,結果はほとんどかわりませんでした.

ところで,話は変わりますが,探索的因子分析の因子数の選定方法で疑問があります.
おや?と思いつつも,知識が不足しており,適切な指摘ができなかったこともあり,ここ
でお話しします.

探索的因子分析を行い,カイザー基準やスクリープロットから,解釈可能な因子数を4か
ら6因子に,目処をつけました.どれも解釈可能で,なかなか1つに決定することができ
ずにいました.
そこで確認的因子分析を利用することにしました.探索的因子分析で,因子負荷量の高い
上位2項目ずつをそれぞれ選択し,4,5,6因子それぞれの適合度を調べてみることに
しました.
その結果,GFIは,4因子で0.993,5因子で0.990,6因子で0.987でした.同じ名前を解
釈できそうな因子は同じ項目で構成されています.
この結果から,4因子が適当との考えを導きました.
???これは単に誤差が少なくなっただけのことではないのか?と思いましたが,断言で
きませんでした.




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