小林@福井です. > > 反復測定データのときにイプシロン修正([fpr 1390]、森さん)を >行うとF分布の自由度が自然数でなくなります。 > > 自然数でない自由度に対するF分布の確率を求めるプログラム例を >次のWebページ > > http://www.users.kudpc.kyoto-u.ac.jp/~e50048/FndmntlStat/ > >にアップロードしました。 ありがとうございます.違う環境にソースを移し,実行させてみました. 投入したデータの尺度の水準が低いせいか,結果はほとんどかわりませんでした. ところで,話は変わりますが,探索的因子分析の因子数の選定方法で疑問があります. おや?と思いつつも,知識が不足しており,適切な指摘ができなかったこともあり,ここ でお話しします. 探索的因子分析を行い,カイザー基準やスクリープロットから,解釈可能な因子数を4か ら6因子に,目処をつけました.どれも解釈可能で,なかなか1つに決定することができ ずにいました. そこで確認的因子分析を利用することにしました.探索的因子分析で,因子負荷量の高い 上位2項目ずつをそれぞれ選択し,4,5,6因子それぞれの適合度を調べてみることに しました. その結果,GFIは,4因子で0.993,5因子で0.990,6因子で0.987でした.同じ名前を解 釈できそうな因子は同じ項目で構成されています. この結果から,4因子が適当との考えを導きました. ???これは単に誤差が少なくなっただけのことではないのか?と思いましたが,断言で きませんでした.
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。