[fpr 1495] 多変量解析に用いられるデータについて

熊野道子

はじめてメールを送らせていただます。
大阪市立大学大学院 文学研究科 心理学専攻 熊野道子 と申します。

菅 民郎先生の『初心者がらくらく読める多変量解析の実践』を読んでいて感じた疑問点がありますの
で、よろしければ、教えてください。

「多変量解析で用いるデータについて」(p19)では、段階評価を数量データとして扱える場合の条件と
して、以下のようにかかれています。
    1.カテゴリー数が奇数で、真中(ふつう、どちらともいえない)の語句がある。
    2.カテゴリー数が5以上

また、主成分分析の説明では、「主成分分析では、5段階評価、7段階評価に主成分分析を行うのが望ま
しい。段階数が少ないと、分散・共分散行列あるいは相関行列の信憑性がなくなり、まちがった主成分を
発見することがある」(p147)と書かれています。

4件法、6件法を用いたデータは、主成分分析、因子分析、重回帰分析など、多変量解析には、使えない
でしょうか?

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大阪市立大学大学院文学研究科 心理学専攻
       熊 野  道 子 
e-mail  kumano (at) lit.osaka-cu.ac.jp

心理学教室(社会心理学)ホームページ
http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/~kaneko/index.htm
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