[fpr 1500] 多変量解析・・・

岡本安晴


岡本@金沢大学です。


  ”[fpr 1497] Re: 多変量解析に用いられるデータについて”より:

>この話は数量化3類の場合は基本的に1次元を求めるものである。
>多次元を求める
>場合は
>といって難しい式を出してきて,

  数量化3類の「基本的に1次元を求めるものである、」は、
説明不足だと思います。
  岩坪「数量化法の基礎」朝倉,1987、p.160には、
一次元構造や間隔尺度をもつデータの場合、基本的に1次元尺度で
あると読める書き方になっています。
  一次元データなら一次元解が得られて当然です。

  双対尺度法では、Nishisato,"Elements of Dual Scaling",1994,
Chap.8 'Multiple-Choice Data'に多次元解の例が説明されています。


金沢大学文学部
岡本安晴





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