堀@香川大学経済学部です。 Shigekazu Ishiharaさん wrote ; >catmodって,どういう手法がベースなのかだけでも教えていただけませんか >対数線形モデルみたいな?? そのようですね。 田中豊・垂水共之・脇本和昌(1990)パソコン統計解析ハンドブックV多変量分散分 析・線形モデル編 共立出版 の「10. GSK法」がこれにほぼ対応しているものでしょう。 パラメータの推定に「最尤法」ではなく「重みつき最小2乗法」を使用していると いってます。(p216) SASの説明では,(p200 SAS/STAT ユーザーズガイド Release 6.03 Edition CATMOD >・対数線形モデルと一般化ロジット分析に関するパラメタの最尤推定法 >・様々な一般線形モデルに関するパラメタの重み付最小二乗推定法 となってますから,なにか統合したもののようです。 反復測定に関しては重み付き最小2乗推定をしているでしょうね。 ということで,田中らの本を読めばいいともいえそうです。 なお,前に挙げた本のプログラムはftp.sas にあります。 ftp://ftp.sas.com/pub/publications/A55320 そのなかの,chap 13 page 382 (/* page 382 of Categorical Data Analysis */) にプログラムがありますので,それを見れば分かるのでは。 次のように,対数線形モデルの本を集めてみましたので,使ってください。 対数線形モデル文献案内 http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/spss/loglinearlit.html ---- 堀 啓造(香川大学経済学部)e-mail: hori (at) ec.kagawa-u.ac.jp home page http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/ 電話番号 087-832-1894(直通) fax 087-832-1820(事務室) 〒760-8523(これで香川大学経済学部) 香川県高松市幸町2−1 香川大学経済学部
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