仁科と申します。 管理人さんから利用上の注意がありましたので、便乗してReply-To:に関する 情報提供的コメントです。 一般に、Mailing ListにReply-To:を指定したメールを送付することはあまり 良くありません。Mailing Listのシステムは、ReplyがList宛になるように Reply-To:をつけ、講読者はそれを期待しているからです。fprの案内にも以下 の記述があります。 In <http://www.nuis.ac.jp/~mat/fpr/annai.html>: > なお、メーリングリストにより配送されたメールには、ヘッダに > > Reply-To: fpr (at) nuis.ac.jp > > が指定されていますので、そのまま返信すると宛先は発言者ではなくメーリン > グリストになります。 自分宛のReply-To:を付けると、「このメールへの返信はリスト宛ではなくて 私信でください」という意味になるので、研究会の案内等を発信する場合など、 返信がMailing Listでなく発信者宛になるようにReply-To:を指定すると都合 が良い場合もあると思います。 以上はMailing Listのしくみの話で、もちろん運営上のルールではないです。 fprとしてルールまたはガイドラインを示した方が良いかどうかは、管理人様、 あるいは必要なら講読者の議論で決めたら良いと思います。 私は、ヘッダの意味からして、リストでの議論のためのメールには自分宛の Reply-To:をつけないのが自然だと思います。 おそらくReply-To:をつける方は、異なるメールアカウントからの発信を常に 同じメールアドレスで受けるために設定されているのだと思います。このよう な目的には、From:が常に同じになるように設定した方が良いと思います(環境 によっては簡単でないのかもしれませんが..)。 # 不正確な点があれば指摘してください。 ++++ NISHINA Shigeaki / xnishina (at) hip.atr.co.jp / 仁科 繁明 ATR Human Information Processing Research Laboratories, Kyoto, Japan
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。