[fpr 1608] Reply-To: について

NISHINA Shigeaki

仁科と申します。

管理人さんから利用上の注意がありましたので、便乗してReply-To:に関する
情報提供的コメントです。

一般に、Mailing ListにReply-To:を指定したメールを送付することはあまり
良くありません。Mailing Listのシステムは、ReplyがList宛になるように
Reply-To:をつけ、講読者はそれを期待しているからです。fprの案内にも以下
の記述があります。

In <http://www.nuis.ac.jp/~mat/fpr/annai.html>:
> なお、メーリングリストにより配送されたメールには、ヘッダに
> 
>  Reply-To: fpr (at) nuis.ac.jp
> 
> が指定されていますので、そのまま返信すると宛先は発言者ではなくメーリン
> グリストになります。

自分宛のReply-To:を付けると、「このメールへの返信はリスト宛ではなくて
私信でください」という意味になるので、研究会の案内等を発信する場合など、
返信がMailing Listでなく発信者宛になるようにReply-To:を指定すると都合
が良い場合もあると思います。

以上はMailing Listのしくみの話で、もちろん運営上のルールではないです。
fprとしてルールまたはガイドラインを示した方が良いかどうかは、管理人様、
あるいは必要なら講読者の議論で決めたら良いと思います。

私は、ヘッダの意味からして、リストでの議論のためのメールには自分宛の
Reply-To:をつけないのが自然だと思います。

おそらくReply-To:をつける方は、異なるメールアカウントからの発信を常に
同じメールアドレスで受けるために設定されているのだと思います。このよう
な目的には、From:が常に同じになるように設定した方が良いと思います(環境
によっては簡単でないのかもしれませんが..)。

# 不正確な点があれば指摘してください。

++++
NISHINA Shigeaki / xnishina (at) hip.atr.co.jp / 仁科 繁明
ATR Human Information Processing Research Laboratories, Kyoto, Japan

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