ミッチェル館に1度でも入りたかった豊田@早大です 中はどんな所ですか? Tsutomu Okada さんは書きました: >岡田@立教大学です。 >SAS(6.07)のPROC CALISをつかって共分散構造分析を >行っていますが,ちょっと悩んでしまっております。 >どなたかお知恵を拝借できればと思いポストいたしました。 モデルを見ずに診断するのはしんどいですが推理してみます. >同じモデルについて,学年別に投入しているのですが >ある学年について,どうしても収束しません。 別の学年で収束しているということは識別されるモデルを計 算しているということです.まず自信を持って下さい. >エラーにはならないものの次のようなWarningが出てしまいます。 >------------------------------------------------------------------- >ITER RES NFUN ACT MINCRIT MAXGRAD DIFCRIT ALPHA DESCENT > 0 1 1 0 1.6105 0.7358 0 1.0000 -0.9437 > :::::::::::::::中略::::::::::::::: > 99 2 547 0 1.0287 1.118E-6 0 0 -136E-14 これは,正常に収束してる状態を,無理に計算を続けた場合 の特徴を示しています. >GCONV=0.0000001(=1E-7)と1.1175563E-6よりも小さく指定してあるのに >なぜこれが有効にならないで,収束の計算を途中で >やめてしまうのでしょう? 収束基準がきびしすぎるので,すり鉢の底が,ほんのすこし 〜〜〜〜〜 のように波打っている状態に翻弄されているのだと思います. MAXITERやMAXFUNCを大きくしても低い場所にもう歩いて いけないのだと思います. >出力でもMAXIMUM ABSOLUTE GRADIENT CRITERION= 1E-7と出力されていて >ちゃんとこの指定は認識されているようなのですが。 >PROC CALIS DATA=TMP2 >GTOL =0.0000001 >GCONV=0.0000001 >MAXITER=5000 >MAXFUNC=10000 この程度の厳しい基準でも,収束するときはするのですが, しないからといって変なことが起きているとは限りません. GTOL =0.0000001 GCONV=0.0000001 を(どっちか一方にして,たとえば) GTOL =0.0001 位にして再計算してみてください.そして 1.正常終了し 2.まともな(相関係数が2.0とかでない)解が得られて いれば,「問題ない」と判断して下さい. -- -------------------------------------------------------------------------- TOYODA Hideki Ph.D., Associate Professor, Department of Psychology TEL +81-3-5286-3567 School of Lieterature, Waseda University toyoda (at) mn.waseda.ac.jp 1-24-1 Toyama Shinjyuku-ku, Tokyo 162-8644 Japan --------------------------------------------------------------------------
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