湯浅@名古屋市立城北病院歯科口腔外科です。クロスポストです。 内部妥当性と外部妥当性を初めて定義した、有名な、Campbellさんですが、 ( 利島 保、生和秀敏編: 心理学のための実験マニュアル-入門から基礎・発展へ. 北大路書房, 東京、1993.などに記載されている。) (”このような研究の性質を評価するときに「外的妥当性」という用語を選ぶのは、 適切ではない。その元になっている「妥当性」という言葉は、一般化の可能性とは何 の関係もない測定の概念であるからである(パワーズ、ナップ)”との批判もあ る。) 最初の1963年のCampbell and Stanleyの本は手に入りません。 しかし、その本のCampbell and Stanleyさんの書いたところだけ抜き出して再販し た、1966年の本はアマゾン出版で手に入ります(薄い本です:validityをInternal validity, external validityと分類)。 そして、その外部妥当性の定義を少し変化させた(これがポイントですが、知られて いない)、 1979年のCookとCampbellの本も、アマゾン出版で手に入ります(405ページある本 で、そのうちValidityは、37−94ページに記載されています:ValidityをInternal validity, statistical conclusion validity, construct validity, external validityと定義し、external validityを They have to do with (1) generalizing to particular target persons, settings, and times, and (2) generalizing across types of persons, settings, and times.とした。)。 そして、アマゾン出版で定期的に、この問題をサーチしていたら、 1. Donald Campbell's Legacy by Leonard Bickman(Editor). Paperback (February 2000) Our Price:$35.95 7. Donald Campbell's Legacy by Leonard Bickman(Editor). Hardcover (February 2000) Our Price:$64.95 8. Donald Campbell's Legacy by Leonard Bickman(Editor). Paperback (February 2000) Our Price:$25.95 11. Validity & Social Experimentation : Donald Campbell's Legacy by Leonard Bickman(Editor). Hardcover (February 2000) Our Price:$58.00 が見つかりました。 原本は11だと思います。そして、もっとも一般的なのが、8だそうですが、現在ス トックがあるのが、1でした。 そこで、1を早速注文したのですが・・・。 それにしても、全て同じ本か心配です。 まだ、読んでないので、全く役に立たない本かもしれませんが、ともかく、外部妥当 性、内部妥当性の関係を勉強する人へ情報としてお知らせします。
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