[fpr 1768] 測定,妥当性等

堀啓造

堀@香川大学経済学部です。

教育心理学会であった方は当然知っているはずなのに知らなかったので,お節介のお知らせをし
ます。

測定の問題で良い論文がインターネットで読むことが出来ます。
in Gilbert et al. (eds.) (1998). Handbook of Social Psychology (4th ed.) .vol.1 , 
McGraw-Hillの
Measurement by Judd,C.M. and McClelland,G.H.です。もう読んだ方もpdf であるというのは
知ってましたか。

http://psych.colorado.edu/~mcclella/measchap.pdf

測定というときなぜ公理論がでてくるのかよくわからなかったのです。

この論文ではAxiomatic Versus Psychometric Measurement ということで2つのアプローチの違
いをきちんと説明してくれる。ちなみに,『実践としての統計学』での因子分析を説明している
佐伯胖さんは公理論の大家です。そういう前提に立って批判してますよ。そのあたりよ〜く鑑賞
してね。

psychometric のほうは,信頼性,妥当性のお話があります。それで,Convergent and 
Discriminant ValidityからConstruct Validation Through Confirmatory Factor Analysisへと
いくわけで,共分散分析をやっている方にも興味のあるものとなっています。

だいぶ前にリンクしてますが,リンク集が大きいのでそんなにチェックをかけてくれないでしょ
う。

そのほかの測定のリンク(この夏少し増やしました)
http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/statedu.html#sokutei

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