堀@香川大学経済学部です。
このメーリングリストでも発言されている湯浅さんの「医学統計学メーリン
グリスト」での記事
[MedStat:1250] メタアナライシスについて
http://umin.ac.jp/ml_archive_open/MedStat/1250.txt
に関連してここで発言させてもらいます。上記メーリングリストに入ってい
ないのと,心理学関係の問題であろうということです。
メタアナリシスそのものは体系的なものでしょう。しかし,メタアナリシス
手法を使うのはありでしょう。
というのも,Howard, Maxwell and Fleming(2000)の論文がまさにそのような
ことをしています。
いわゆる,NHST(null hypothesis significance testing)の代案というより
も相互補完的な手法として,meta-analysis approachとBayesian approach
を紹介してます。そして,それはCook and Cambell(1979)のstatistical
conclusion validity といっているものに向けられたものだからです。
Howard, Maxwell and Fleming(2000).The Proof of the Pudding: An
Illustration of the Relative Strengths of Null Hypothesis,
Meta-Analysis, and Bayesian Analysis. Psychological Methods, 5, 3,
315-332.
今なら要約あり
http://www.apa.org/journals/met/900ab.html#1
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