》私はPC−SASを使用しております。そして、以下のようなプロシジャで 》プロクラステス法を実施しようと思いました。 PC‐SASということは version 6.04 ですか? 》DATA JHD; 》 INFILE 'A:\JHD.TXT'; 》 INPUT NO 3. +1 (E1-E27)(1.) +1 GRADE $1.; 》 》 ARRAY ITEM(I) E1-E27;DO I=4,9,15,16,17,18,19,21,23,25,27; 》 IF ITEM=1 THEN ITEM=5; 》 ELSE IF ITEM=2 THEN ITEM=4; 》 ELSE IF ITEM=4 THEN ITEM=2; 》 ELSE IF ITEM=5 THEN ITEM=1;END; 上記のDATAステップは文法間違いかと思ったら, そうでもないですね,暗示配列なのですね. 暗示配列は配列名と変数名の区別がつきにくいので悪い文法です. 暗示配列は古いバージョンの文法です.このような簡単な配列処理は 明示配列を使うようにした方がいいと思います.以下のように. array item ( 27 ) e1 - e27 ; do i = 1 to 27 ; if i in(4,9,15,16,17,18,19,21,23,25,27) then item(i) = 6 - item(i) ; end ; 》PROC FACTOR TARGET=JHD METHOD=PRIN ROTATE=PROCRUSTES NFACT=4 ; 》VAR E1-E27; 》RUN; まず, data = JHD がデフォルトで暗黙作動していますが,分析する入力データセットは省略せず明記すべきです. そして,入力データセットとターゲットデータセットが同じ jhd になっていると思いますが, これでエラーが出ないで分析は終了していますか?. target = データセットには,目標とする因子負荷行列を指定するはずです. 生データ行列を指定するのはおかしいと思いますが.... 》どのような分析を行いたいかと申しますと、E1からE27項目において 》GRADE(中学、高校、大学と3つに分かれています)全体で因子分析を行います。 》その結果と各学年(中学、高校、大学)の因子分析の結果を同時にそれと比較したい 》のです。うまく伝わっていないかもしれませんが、このようなときには、 》プロクラステス回転が良いと聞きました。 このような時にはSEMが良いという人も,正準相関分析が良いという人もいるようです. ターゲット分析で因子比較をしたいのだと推察しますが...プロクラテスは単なる 回転法で.因子比較にそれを使うだけだと思います, 》上記のプロシジャでよいのでしょうか?(動くことは動くのですが、 》比較ができていません。) まず比較したい目標とする因子パタンを作ってから, それと中学の因子パタン,高校の因子パタン,大学の因子パタンと, 順番に比較していくのがプロクラテスのやり方だと思います. 一気に因子比較をするなら,SEMです. 鈴木
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