岡本@金沢大学です。 堀さんのホームページに >(6)このプログラムをpascal 化するのは骨でしょう。 >basic はfortran と親和性があるので比較的簡単で >あったが苦労はした。 とあるのを読んで意外な感じがしました。basic化と pascal化、苦労の度合いは同じ、むしろpascal化の方が pascalユーザーには簡単ではと思いました。 1970年代から1980年代初頭にかけてはFORTRANとBASICで データ分析のプログラムを書いていました。その当時の 経験からの感想です。1983年に金沢大学に転任となったのを 機会に、PASCAL(汎用機の世界ではPASCALと書いていました) に全面移行したのですが(このとき、ついでにアプリケーション からも離れました)、FORTRANからPASCALに切り替えて一番 困ったのはif文とgoto文の組み合わせを用いてはならないという 当時のPASCALユーザーの美意識でした。今のDelphiにおける Object Pascalユーザーの多くはこのようなこだわりはないと 思いますが、当時は、とにかくif文とgoto文の組み合わせから 足を洗わなくてはということで苦労したことを思い出します。 if文とgoto文はpascalでも使えますから、fortranプログラムの basic化とpascal化における苦労の差は余りないのではと 思います。 金沢大学文学部 岡本安晴
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