[fpr 1932] 多変数確率変数の相関について

堀啓造

堀@香川大学経済学部です。

 村川さんの

[fpr 1929] 多変数確率変数の相関について

Copulaについては知らないのですが,ちょっとよくわからないのでお訊きします。

murakawa wrote on Wed, 28 Mar 2001 11:11:43 +0900

> というのも、一般の多次元分布(正規分布を除く)の場合、
> 「無相関 ⇒ 独立」が成り立ちません。実際の確率分布
> のほとんどは、正規分布でないと思われますが、モンテカ
> ルロ法などで、実際のデータ(金利など)を生成させる場合、
> 相関を持たせる必要があり、これに線型相関行列のスペク
> トル分解させたものを掛けるようにしています。しかし、
> これでは、真の相関構造を取り込んだことにはなっており
> ません。

この点でお尋ねしたいのですが,
(1)線型相関行列のスペク線型相関行列のスペクトル分解させたもの

とはどういうものをさしているのでしょうか?
(a)コレスキー分解を使う方法を指しているのでしょうか?
例えば青木繁伸氏のところ
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/Hanasi/Algo/gendata2.html
私のところでは,SPSS使用
http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/spss/spss.html#ranzerohttp://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/spss/rancorr.sps
にあるような方法。
(b)モデルがあるならそれに対応して生成すればいいのでは,
(i)任意の数の乱数生成
(ii)(i)で生成した乱数を主成分分析し,その主成分得点を求める
(iii)主成分得点を合成し,任意の変数を作成する。
因子分析のモデルについては次のところでこの方法を使ってます。
http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/spss/pwork.html#siryo
 (1)乱数データ
 (2)直交モデル slide 4-15 の simple10.sps
 (3)斜交モデル の obliquemodel.sps


(2)真の相関構造を取り込んだことにはなっておりません。

とはどのようなことを指しているのでしょうか?


> 以上のCopulaについて、どなたか詳しい情報をお持ちの方は、

知らなくてもインターネットで調べると
kensaku.org
http://kensaku.org/search.cgi?version=4&lang=ja&key=Copulas&number=100&sort=count

次の処に文献のリストと簡単な概念が説明されてます。4月20日
http://www2.sipeb.aoyama.ac.jp:80/~hamaguchi/diary/past/04m.html

また,塚原英敦の研究報告書があるようです。
http://www.seijo.ac.jp:80/keiken/news.html

なお,前の文献検索のところで漏らしていましたが,
インターネットにある,論文や本の情報検索としては,
(1)kensaku.org
http://kensaku.org/
(2)google 
http://www.google.com/intl/ja/

をまず最初に。goo などは延々と関係のないものがでてきて消耗します。

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堀 啓造(香川大学経済学部)e-mail:  hori (at) ec.kagawa-u.ac.jp
home page http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/
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