[fpr 1946] データマイニングの本

湯浅秀道


湯浅@名古屋市立城北病院歯科口腔外科です。


豊田さん、早速のコメントありがとうございます。

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「きゃーるが鳴くんで」の議論を再燃させてしまいそうですが,データ
マイニングは,無作為抽出・統制・無作為割り当てなどを,あえて無視
します.知ってて避けて通ることが多いのです.医学の分野では間違い
を侵すことは致命的ですが,マーケティングの分野では間違いを侵して
も,それ以上に成功すればよいからです.
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これは、本の中にあった、

「ビジネス上の必要に迫られて、使えるものは何でも使い、泥縄的に発展させていっ
た技術体系といってもよい。ビジネスデータ解析においては、技術の完成度が高いこ
とは必要条件にすぎず、他の方法よりも手間がかからず、開発期間が短く、実効性が
高く、結果としてその技術に経済的メリットがなければ適用されない。」

で、充分に納得しています(^^)。僕は、この意見に賛成ですし、データサイエン
ス、探索データが好きです。間違いがビジネスチャンスかも知れないですし(これを
言ってはいけないですね)。

もっとも、だからと言って、メチェクチャで良いと言う事ではないことを忘れてはい
けないことを、今更ですが書いてこの文章を終わります(何せ、fprは、公開される
ので、この発言ログだけ読むと誤解されるかも知れないので)。

PS:この本のもう一つ凄いと思った点は、データマイニングの定義(?)をわかりや
すく解説している点もすばらしいです(定義をあえて書かない今回のスタイルの文章
を読んで、やっと納得しました)。









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湯浅秀道 MXE05064 (at) nifty.ne.jp
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