岡本です。
訂正の追加です。
「[fpr 1976] Re: 発想の転換」における
>分散1の直行因子も球形のイメージになりますが、共通性が同じでない
>ときは、因子空間内のデータの分布は球形ではなく楕円状になります。
共通性云々ではなく、
Z = AF
とおいたとき、
E(ZZ')=(AFF'A')=AA'
となり、AA'の値(具体的には固有値)により楕円となる、
です。
ここで、
E:期待値
F:因子
A:因子負荷行列
Z:各変数の因子空間における値ベクトル
です。
イメージが先行してしまい、チェックがおろそかになりました。
申し訳御座いません。
岡本安晴
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