堀@香川大学経済学部です。
超亀レスです。
Re: [fpr 1848] PMA
>Thurstone, L. L. ( 1938 ) Primary Mental Abilities. において57変数から13因子
>(2) table3に「12」因子のセントロイド解があり,table4に「13」因子の直交回転解が
> あります.いまどきセントロイド法ができるのは,STATISTICA でしょうか.Thurstoneの
> 解を再現された方はおられますか?.
データを
http://www.littera.waseda.ac.jp/faculty/stok/menu03/pmacorr.txt
からいただいて分析したところ、Statistica のセントロイド解はどうも怪しいようです。
ことの顛末は
http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/spss/tokidoki10.html#104
に書きました。
芝祐順 1979『因子分析法第2版』東京大学出版会
のプログラムのほうが良好なようです。これを使って処理したセントロイド解は
http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/spss/pmacorr.sps
の2つ目のプログラムです。
[fpr 2011] 因子分析など数題の(7)not positive definite
でも言及したタイプのデータなので、SPSSでは主成分分析さえやってくれない。
やっぱ、昔のデータも分析できるようにしてほしいですね。
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