[fpr 2105] 階層的重回帰分析につきまして

Masahiko AIDA

こんにちは。東京大学文学部の相田です。

>初めて、メイル書かせていただきます。
>阪大 社会環境医学の瀬戸と申します。
>
>SPSSを用いて、階層的重回帰分析を行おうと
>思っています。ヒエラルキが一段階進む際に
>前段階の独立変数をすべてコントロール済みにして
>進んでいける方法をご存知の方いらっしゃいます
>でしょうか。
>現在使用しているSPSS10.0では、
>階層が上がる際、自動的に、前の階層までの
>変数を全て加えて分析がなされてしまうのです。

自分で独立変数を増減して回帰分析を行いつつ、
例えば重相関係数の変化量を計算して、その変化量の検定も行
ったらどうでしょうか。
重相関係数の変化量の検定は、芝・南風原「行動科学における統計解析法」
東京大学出版会などにあります。手計算でも、Excelか何かでもスグに出来ます。
OLS(最小2乗回帰)じゃないなら、別の基準で行う必要がありますけど。

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Masahiko AIDA <aida (at) highway.ne.jp>
Department of Social Psychology
Graduate School of Humanities and Sociology
The University of Tokyo


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