fpr ML参加者各位 大阪大学産業科学研究所の鷲尾と申します。投稿失礼いたします。 1月ほど前、本年3月14日,15日に人工知能学会主催にて、マーケティング分野 に関するデータマイニングシンポジウムが開催する旨流させていただきました。 この度、本シンポジウムにデータマイニングツールベンダー各社のデモ展示会が 併設されることになりましたので、改めてご案内させていただきます。奮って参加 申し込みください。 お騒がせいたします。 ---------------------------------------------------- 鷲尾 隆 大阪大学 産業科学研究所 〒567-0047 大阪府茨木市美穂ヶ丘8-1 Takashi Washio Institute for the Scientific and Industrial Research (I.S.I.R), Osaka University 8-1, Mihogaoka, Ibarakishi, Osaka 567-0047, Japan Phone : +81-6-6879-8541 Fax : +81-6-6879-8544 E-mail: washio (at) sanken.osaka-u.ac.jp ---------------------------------------------------- データマイニング:データをこう読め!データにこう語らせろ! データマイニングツールベンダー各社のデモ展示会併設決定 第1日:データを如何に集めるか?,データを如何に活かすか? データマイニングツールベンダー各社のデモ展示会併設 第2日:データ収集とデータマイニングのシステムは如何にあるべきか? 人工知能学会第17回AIシンポジウム(SIG- J) テーマ:マーケティングのデータマイニングチャレンジ 日時:3月14日(木)10:30-18:45(懇親会19:00-20:30,デモ展示会併設10: 30-20:30) 15日(金) 9:30-17:45 場所:学術総合センター 一橋記念講堂 (東京都千代田区一ツ橋2丁目1番2号) (懇親会:同センター 中会議室1号,2号) 地図:http://www.nii.ac.jp/map/hitotsubashi-j.html 交通機関:営団地下鉄半蔵門線,都営地下鉄三田線, 都営地下鉄新宿線・神保町駅下車(A8出口から徒歩3分) 営団地下鉄東西線・竹橋駅下車(1B出口から徒歩4分) 人工知能学会では,2000年3月にAIシンポジウム「産業界のデータマイニングチ ャレンジ:データマイニングはこう活かせ!」を開催し,製造業から金融・エンタ ーテイメントに至るまで,産業界の業務へのデータマイニング適用の実相と問題点, 技術的展望について講演とパネル討論を行い,多数の一般ビジネスに携わる方々, 技術者,研究者から大きな反響をいただきました. 今回はその第2弾として,より具体的な業務場面を捉えたデータマイニング適用 の実際について特集します.データマイニングは,膨大なデータから役立ちそうな 知識を発見する技術であると捉えられています.そして最近では様々な企業で使用 され,多くの成功事例が伝えられています.では,企業の実現場で新たにデータマ イニングを適用し,期待した目的を達成し,成果・利益をあげるためには,実際に はどんな問題を乗り越える必要があるのでしょうか.また,そういった問題を解決 していくために,何を行えば,あるいは何に気をつければいいのでしょうか. このシンポジウムでは,具体的な業務場面として現在テータマイニングの適用が 盛んなマーケティング分野を取り上げます.そして,豊富な経験に裏打ちされなが ら実際にデータマイニングを業務に使われている方々やそのためのシステムを構築 ・開発されている方々はもちろんのこと,沢山のデータを抱えながら,あるいはデ ータを収集するシステムを構築しながらもそこから有効な知識を発掘するまでに十 分には至っていない企業部署の方々からも,業務現場の現状や課題についてお話い ただきます.また,大学サイドで様々な実データへの適用をを踏まえながら,最新 のデータマイニング技術やシステムの開発に取り組んでいる研究者の方々にもお話 いただきます.2日間に亘るシンポジウムの1日目はデータの内容に焦点を当て, 「データを如何に集めるか?,データを如何に活かすか?」について,企業現場の 実態や経験に基づく講演とそこから明らかになる課題や工夫,対応策に関するパネ ル討論を行います.2日目はデータを扱うシステムやツールに焦点を当て,「デー タ収集とデータマイニングのシステムは如何にあるべきか?」について,同様に企 業現場に根ざしたパネル討論を行います. また,第1日目3月14日(木)にはシンポジウムに平行して併設会場にて,午前10:30 から国内外のデータマイニングツール各社のツールデモ展示会を開催します.シンポ ジウム講師の中にも,これらのツールを使用している方々がいらっしゃいます.平行し てご覧ください.更に,ご聴講参加の方々と産業界及び大学サイドの講演者の方々の 交流のために,3月14日(木)19:00よりツールデモ展示会会場で展示と平行して簡単 な懇親会を予定しております.貴重な情報収集や意見交換の場として,こちらも奮って ご参加ください. プログラム 3月14(木):データを如何に集めるか?,データを如何に活かすか? 10:30-20:30 データマイニングツールベンダー各社のデモ展示会併設 <業務適用の実際と課題> 10:30-11:30 演題:「データマイニングにおける受動性と能動性」 講師:鈴木督久(株式会社 日経リサーチ ビジネスデータ局 データ第二部長) 概要:日本経済新聞社のPOSデータベースを使った各種のデータマイニング手法 の適用の成果や課題について述べる.特にニューラルネットによる販売予測 モデル構築をとりあげ,伝統的データ解析法との相違に焦点をあてる. http://www.nikkei-r.co.jp/ 11:30-12:30 演題:「購買履歴データからの知識発見」 講師:矢田勝俊(関西大学商学部 助教授) 概要:購買履歴データから新しい知識を発見するためのデータマイニング技術とそ の応用方法などを,実際の分析事例を通して考察する. http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~yada/ 12:30-13:30 昼食休憩 13:30-14:30 演題:「リテール金融分野における顧客データ活用の方向性 ‐CRMシステムはなぜ失敗したか」 講師:戸谷圭子(株式会社 マーケティング・エクセレンス 代表取締役社長) 概要:大量の顧客データを有するリテール金融業界は,データウエアハウス・CR Mシステム,データマイニング技術などに多額の投資を行ってきましたが, コストに見合う成果は得られていません.企業内の大量データと個人顧客行 動の関係から,金融データ収集と分析の問題点と今後の方向性について述べ ます. http://www.marketingex.com/ 14:30-15:30 演題:「結果を残せるデータマイニングを目指して −ソフマップに おけるデータベースマーケティングの取り組み」 講師:酒井麻衣子(株式会社ソフマップ 営業企画部CRM課) 概要:ECサイトやリアル店舗からの多岐にわたるデータに基づいたデータベース マーケティングの現状と課題,データマイニングをアクションに結び付け結 果を出すためのデータ・ヒト・組織の在り方について述べる. http://www.sofmap.com/ <技術開発の動向と展望> 15:30-16:30 演題:「データマイニングにおけるデータ変換」 講師:鈴木英之進(横浜国立大学工学部電子情報工学科 助教授) 概要:大規模データやトランザクションデータを変換して用いるデータマイニング 手法について,近年の成果を中心に紹介する. http://www.dnj.ynu.ac.jp/DNJ/index-j.html 16:30-17:30 演題:「データ処理サイクルの中でのデータマイニングの位置づけ - 仮説生成から実験的データ収集へ -」 講師:津本周作(島根医科大学医学部医療情報学 教授) 概要:データマイニングでは,解析目的を明確にせず収集されたデータから仮説 を生成するアプローチがほとんどであり,いまだ仮説生成から新たなデータ 収集の側面が語られていない.この演題では,生成された仮説を踏まえて, 実データを収集する上での技術的課題や方法論,収集したデータに対する 前処理方法,マイニング,後処理の適用についてデータ処理サイクルの立場 から述べる. http://www.shimane-med.ac.jp/med_info/tsumoto/index-j.htm 17:30-17:45 休憩 <パネル:マーケティングのデータマイニングチャレンジ(その1)> 17:45-18:45 テーマ:「データを如何に集めるか?,データを如何に活かすか?」 パネリスト:講師全員 概要 :各講演の内容を踏まえて,マーケティングにおけるデータ収集の重要性 やその課題,収集されたデータからの有用知識の発掘,マイニングの業 務への組み込みを行う際の方法論や問題,留意点,今後の展望を明らか にする. 19:00 懇親会(同学術総合センター内 中会議室にて) データマイニングツールベンダー各社のデモ展示会併設 3月15(金):データ収集とデータマイニングのシステムは如何にあるべきか? <業務適用の実際と課題> 9:30-10:30 演題:「eCRMデータ分析:ウェブログを統合したデータマイニング」 講師:張 暁龍(アクサ生命保険株式会社 ITソリューション・デリバリ Data WareHouse Architect/Data Analyzer) 概要:Webを通じたマーケティング情報とエンタープライズ・データを用いて, データウェアハウスと,マイニング用データマートの構築,マイニング結果 の活用,並びに現場運用上の特徴や課題について述べる. http://www2.axa.co.jp/ 10:30-11:30 演題:「テキストと数値データの併用によるマイニングの効率化と 実務への応用構想」 講師:田部井明美(東京ガス株式会社 R&D企画部 都市生活研究所 主任研究員) 豊田裕貴(法政大学大学院 社会科学研究科 博士課程) 概要:社内に大量蓄積されたテキストデータを効率的にマイニングすると同時に, 数値データの併用による安定した実務への応用への試みについて述べる. http://www.toshiken.com/ 11:30-12:30 演題:「SMにおける顧客データを活用したCRMの実践」 講師:中東 靖幸(株式会社シー・エム・シー 代表取締役社長) 概要:SMにおけるFSP(FrequentShoppersProgram)展開状況及び顧客データ活 用の可能性について,またSM現場における顧客データ活用の課題などにつ いて述べる. 12:30-13:30 昼食休憩 13:30-14:30 演題:「データマイニング:プロセスと結果を利用者に理解させる!? 」 講師:寺野隆雄(筑波大学大学院ビジネス科学研究科 教授) 概要:マーケティングシステムにおけるデータマイニングの位置付け,データマイ ニングシステムに望まれる特性,実際の研究開発例,システム構築上の課題 や今後の展望について述べる. http://www.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp/kyoukan/terano/ <技術開発の動向と展望> 14:30-15:30 演題:「金融データにおけるDMアプリケーションの自動合成」 講師:山口高平(静岡大学情報学部情報科学科 教授) 概要:証券市場データにDMアプリケーション自動合成ツールを適用し,その適用 可能性と課題について述べる. http://www.habi.ne.jp/hato/database/shizu-univ/jyohou/jyohoukagaku/files/jyo u_1Page21.html 15:30-16:30 演題:「データ収集の新機軸とマイニングシステムの未来」 講師:鷲尾 隆(大阪大学 産業科学研究所 助教授) 概要:現状のマイニングシステムの抱える問題点,特にその中でもデータ収集ボト ルネックを解消ないし緩和する新しい技術の紹介と,それらと結合したマイ ニングシステムの可能性について述べる. http://www.ar.sanken.osaka-u.ac.jp/~washio/washprjp.html 16:30-16:45 休憩 <パネル:マーケティングのデータマイニングチャレンジ(その2)> 16:45-17:45 「データ収集とデータマイニングのシステムは如何にあるべきか?」 パネリスト:講師全員 概要 :各講演の内容を踏まえて,マーケティングのためのデータ収集とデータマ イニングを行うシステムの設計上,構築上の課題,現場への導入上の課題, 及びこれらに対する解決策や留意点,今後取り組むべき問題,展望などを 明らかにする. ・定 員:300名(定員に達し次第締め切らせて頂きます) ・参加費:人工知能学会会員:5500円(賛助会員の社員の方も含みます) 非会員:9800円 学生会員:3000円 学生非会員:3000円 ・懇親会費:2000円 申込及び問い合わせ先:(社)人工知能学会事務局 〒162- 0821 東京都新宿区津久戸町4- 7 OS ビル402 号室 E-mail: account (at) ai-gakkai.or.jp 電話:03-5261-3401 Fax:03-5261-3402 下記の申込書に所定事項を記入の上,事務局まで電子メールまたはファックスにて お申し込み下さい.また,人工知能学会ホームページ http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/AI-sympo17.html からもオンラインでお申し込みになれます.折り返し参加証・請求書等お送りいたし ますので参加費をお振込み下さい.なお,振込用紙には必ず第17回AIシンポジウム 参加費とご記入下さい。 郵便振替口座:00150- 6- 193586 人工知能学会 銀行口座:第一勧業銀行飯田橋支店 (普)1668449 (社)人工知能学会 --------------------------------------------------------------------------- 申込書 E-mail.account (at) ai-gakkai.or.jp 第17回AIシンポジウム申込書 ○氏名/フリガナ ○参加資格 <会員(会員番号 )> <賛助会員会社の社員・非会員・学生会員・学生非会員> ○所属団体名 ○所属部署名 ○所在地 〒 ○TEL・FAX ○E-mail ○懇親会 参加する 参加しない (どちからを残してください) ○パネルで希望する討論内容,その他連絡事項など ---------------------------------------------------------------------------
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