fpr ML参加者各位
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・バイオインフォマティクスってなに?
・バイオインフォマティクスの最先端の研究動向を知りたい!
・バイオインフォマティクスビジネスの現状を知りたい!
人工知能学会では、こんな疑問や要望をお持ちの方にピッタリのセミナーを
ご用意致しました。まだ参加可能です。是非、参加をご検討下さい。
◇ セミナー名:第42回人工知能セミナー「バイオインフォマティクスの世界」
◇ 日 時:2002年2月28日(木) 10:30〜17:00
◇ 場 所:機械振興会館 B3階 研修1会議室 (東京都港区芝公園3-5-8)
◇ 講 師:
・宮野 悟氏 (東京大学)
「ゲノムデータからの知識発見とバイオパスウェイシミュレーション」
・土居 洋文氏 (セレスタ・レキシコ・サイエンシズ(株))
「バイオインフォマティクスとゲノム創薬」
・冨田 勝氏 (慶應義塾大学)
「E-CELLプロジェクト:
細胞のコンピュータシミュレーションとその未来医療への応用」
・石川 佳史氏/谷嶋 成樹氏 (三菱スペース・ソフトウエア(株))
「バイオインフォマティクスシステム」
・小長谷 明彦氏 (北陸先端科学技術大学院大学)
「ポストゲノム時代のバイオインフォマティクス」
◇ 参加費:会員 9,800円 (協賛学会員、賛助会員も含みます)
非会員 15,000円、学生会員 2,000円、学生非会員 3,000円
◇ 申込方法:人工知能学会ホームページからオンラインでお申し込みくだ
さい: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsai/seminar/
◇ その他、詳細は下記をご参照ください。
#重複してお受け取りの方にはお詫び申し上げます。
岡本 青史 (seishi (at) jp.fujitsu.com)
人工知能学会 企画委員会委員
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第42回人工知能セミナー 「バイオインフォマティクスの世界」
2000年6月のヒトゲノム概要解読の終了宣言、および2001年2月の概要解読デー
タの公開を受けて、生命現象解明のための研究や、医療・創薬などの応用分
野の研究開発が本格的に展開されてきています。この生命科学の新しい展開
の中で、人工知能を含む高度情報処理を実現する技術の重要性はますます高
まってきており、バイオインフォマティクスという新しい学問分野の研究開
発が、急激な勢いで進展してきています。
本セミナーでは、バイオインフォマティクス研究の最先端でご活躍中の方々
を講師としてお招きし、バイオインフォマティクス研究の現状、ならびに人
工知能を含む情報処理技術への期待などについて、ご講演頂きます。また、
ベンチャー企業の設立者、および計算機メーカの研究者を講師としてお迎え
し、バイオインフォマティクスビジネスの最新動向についてご講演頂きます。
このように、本セミナーは、21世紀のキーとなる学問分野であるバイオイン
フォマティクスの最先端の研究開発、および最新のビジネス動向を包括的に
把握して頂ける内容となっております。また、これらの最新の技術・ビジネ
ス動向は、バイオインフォマティクスに携わっている方々ばかりでなく、そ
うでない方々にも、研究・ビジネスの両面から多くの示唆を与えることがで
きることと思います。多数の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
◇ 日時:2002年2月28日(木) 10:30〜17:00
◇ 場所:機械振興会館 B3階 研修1会議室 (東京都港区芝公園3-5-8)
http://www.kskbldg-unet.ocn.ne.jp/gaibu/
◇ 協賛予定:(社)情報処理学会、(社)電子情報通信学会、
(社)計測自動制御学会、(社)日本機械学会、
(社)精密工学会、(社)日本ロボット学会、
(社)自動車技術会、日本ソフトウエア科学会、
(社)映像情報メディア学会、(社)日本設計工学会、
日本シミュレーション学会、経営情報学会、
システム制御情報学会、(社)日本オペレーションズ・リサーチ学会、
日本認知科学会、(社)電気学会、
日本分子生物学会、日本遺伝学会、
日本バイオインフォマティクス学会、生物物理学会
(順不同)
◇ プログラム
10:30〜11:30 「ゲノムデータからの知識発見とバイオパスウェイシミュレーション」
宮野 悟氏 (東京大学)
概要:生物をシステムとして捉え,遺伝子の制御情報,細胞,代謝系等につい
ての生物・医学知識をシミュレーション可能な形で機構化することにより,遺
伝子の機能などを予測することが重要になっている.本講演では,遺伝子発現
プロフィールデータ等からパスウエイ情報などを推定する知識発見方式とバイ
オパスウエイシミュレーションをとおして細胞等のシミュレーションシステム
を構築するための研究を紹介し,ソフトウエアライブラリHypothesisCreator
(http://www.HypothesisCreator.Net/)やバイオパスウエイのシミュレーショ
ンシステム Genomic Object Net (http://www.GenomicObject.Net/)などにつ
いても言及する.
11:40〜12:40 「バイオインフォマティクスとゲノム創薬」
土居 洋文氏 (セレスタ・レキシコ・サイエンシズ(株))
概要:ヒトゲノム情報をもとに賢く理論的に薬を作ろうというゲノム創薬が、
新しい創薬のアプローチとして期待されている。一方で、バイオインフォマティ
クスは生物学や医学等において大いに計算機を利用しようというもので、ゲノ
ム創薬においても非常に重要である。講演では、ゲノム創薬の研究開発プロセ
スにおけるバイオインフォマティクスについて述べる。
12:40〜13:40 昼食休憩
13:40〜14:40
「E-CELLプロジェクト:細胞のコンピュータシミュレーションとその未来
医療への応用」
冨田 勝氏 (慶應義塾大学)
概要:E-CELLプロジェクトは細胞全体をまるごとコンピュータ上に構築するこ
とを究極の目的として96年に発足した。E-CELLは酵素反応や膜輸送、遺伝子発
現などの化学反応をルールとして個々に定義するとそれらを疑似並列に実行し
全体の振る舞いをシミュレートする。このE-CELLシステムを用いて、我々は昨
年までに127個の遺伝子からなる仮想の「自活細胞モデル」を完成させた(参
考記事Science 284:5411 p80-81)。また最近ではE-CELLを用いてヒト赤血球
細胞のシミュレーションを完成させた。現在ではこのモデルの酵素活性を人工
的に阻害することによって、先天性貧血の原因であるG6PD欠損症などの遺伝病
における赤血球細胞の状態をコンピュータ上に再現することを試みている。
14:50〜15:50 「バイオインフォマティクスシステム」
石川 佳史氏/谷嶋 成樹氏 (三菱スペース・ソフトウエア(株))
概要:バイオインフォマティクスの技術分野にはin silico解析と呼ばれる計
算機シミュレーション技術、ウェット系実験におけるデータ処理技術およびウェッ
ト系実験の効率化を図るラボラトリーオートメーション技術がある。これら三
分野からなる広義のバイオインフォマティクスを利用するための計算機および
ソフトウェアシステムの概観について説明し、さらに、バイオインフォマティ
クス分野においてソフトウェアベンダーが提供すべきサービス像についての提
案も行う。
16:00〜17:00 「ポストゲノム時代のバイオインフォマティクス」
小長谷 明彦氏 (北陸先端科学技術大学院大学)
概要:ヒトゲノム解析プロジェクトの大きな成果の一つとして、ドラフトシー
クエンスが2000年6月に決定された。 しかしながら、ヒトゲノムシークエンス
の決定は、「ゲノム解明」の序章にすぎず、遺伝子配列レベルでの変異がタン
パク構造の変異、タンパク質間相互作用ならびに遺伝子発現調節にどのように
影響し、最終的にいかにして個体レベルの表現系の変異をもたらすのかという、
より高次なレベルでの生命現象の解明が待ち受けている。本講演では、このよ
うなポストゲノム時代を迎え、膨大なデータを蓄積し、整理し、分析し、有用
な知識を発見するためのバイオインフォマティクス技術について述べる。
◇ 定員:120名 (定員になり次第締め切らせていただきます)
◇ 参加費:会員 9,800円 (協賛学会員、賛助会員も含みます)
非会員 15,000円、学生会員 2,000円、学生非会員 3,000円
◇ 申込方法:人工知能学会ホームページからオンラインでお申し込みください。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsai/seminar/
また、E-mail および Fax での申し込みも可能です。
氏名、所属、所在地、電話番号、Fax番号、E-mailアドレス、参
加種別 (会員、非会員等の別)、会員番号 (人工知能学会会員の
場合)、協賛学会名 (協賛学会会員の場合) を明記の上、下記ま
でお申し込みください。
(社)人工知能学会 事務局
〒162-0821 東京都新宿区津久戸町4-7 OSビル 402号室
Tel.03-5261-3401 Fax.03-5261-3402
account (at) ai-gakkai.or.jp
◇ 参加費振り込み方法:申し込み受付後、折り返し参加証、請求書、会場地
図等をお送りいたしますので、下記口座に参加費を
お振込みください。
振込用紙には「第42回セミナー参加費」と明記くだ
さい。
郵便振替口座:00150-6-193586 人工知能学会
銀行口座:第一勧業銀行飯田橋支店 (普)1668449
(社)人工知能学会
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ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。