堀@香川大学経済学部です。
Re: [fpr 2210] Re: Fs & Fi for language experiments
Y
岡本さん指摘ありがとうございます。
> 上記リストにおいて、熟知度1における
> 刺激語1は熟知度2における刺激語1と
> 異なるものではと思います。
確かにそうでした。さらに,被験者内においては同一の刺激語は使ってま
せんでした。16の刺激語でした。
この点と出力が本と同じになるようにdesign = 部分をきちんとしたシン
タックスを添付しました。結果は同じです。
> >固定要因が(熟知度,文字の大[きさ])
>
> 検定結果の解釈の一般化の問題でrandom要因を
> 考えるのでしたら、熟知度、文字の大きさもrandom
> 要因とすると考えるのが標準的ではないでしょうか?
たしかにこのあたり心理学ではいいかげんですよね。ほとんどなんでも固
定要因にしてしまう。それに対する一つの問題提起がClark だったので
しょう。発達心理学の年齢なんかもどちらとも考えられるものですが,年
齢の選び方にはっきりとした基準がないならランダム要因になるのではな
いか。後の処理を考えると固定要因のほうが楽。
> 標準的という言葉を使用したのは、岡本はこのことに関連して
> random要因の実質科学的解釈の観点から問題を感じているからです。
> 機会があれば(作って)シミュレーションなどで明らかにしたいと
> 思っていますが。
期待しています。
spss 処理の結果は次のところにあります。(testを使ったものは載せて
いません)
http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/spss/tokidoki11.html#117
Title "小牧(1995)データ分析法要説 ナカニシヤ p69-71".
data list free/
被験者 文字の大 熟知度 刺激語 認知閾 .
begin data
1 1 1 1 8
1 1 1 2 3
1 1 1 3 3
1 1 1 4 8
1 1 2 5 8
1 1 2 6 8
1 1 2 7 8
1 1 2 8 8
1 2 1 9 18
1 2 1 10 18
1 2 1 11 18
1 2 1 12 23
1 2 2 13 23
1 2 2 14 23
1 2 2 15 23
1 2 2 16 28
2 1 1 1 20
2 1 1 2 20
2 1 1 3 15
2 1 1 4 20
2 1 2 5 25
2 1 2 6 30
2 1 2 7 30
2 1 2 8 60
2 2 1 9 35
2 2 1 10 40
2 2 1 11 50
2 2 1 12 35
2 2 2 13 50
2 2 2 14 55
2 2 2 15 70
2 2 2 16 60
3 1 1 1 23
3 1 1 2 18
3 1 1 3 18
3 1 1 4 23
3 1 2 5 28
3 1 2 6 23
3 1 2 7 23
3 1 2 8 28
3 2 1 9 38
3 2 1 10 43
3 2 1 11 48
3 2 1 12 43
3 2 2 13 58
3 2 2 14 68
3 2 2 15 68
3 2 2 16 68
4 1 1 1 23
4 1 1 2 23
4 1 1 3 18
4 1 1 4 18
4 1 2 5 28
4 1 2 6 23
4 1 2 7 18
4 1 2 8 28
4 2 1 9 48
4 2 1 10 43
4 2 1 11 38
4 2 1 12 43
4 2 2 13 53
4 2 2 14 48
4 2 2 15 53
4 2 2 16 63
end data.
UNIANOVA
認知閾 BY 文字の大 熟知度 被験者 刺激語
/RANDOM = 被験者 刺激語
/METHOD = SSTYPE(3)
/INTERCEPT = INCLUDE
/CRITERIA = ALPHA(.05)
/DESIGN = 文字の大 熟知度 熟知度*文字の大
刺激語*熟知度*文字の大 被験者
文字の大*被験者 熟知度*被験者 熟知度*文字の大*被験者 .
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