狩野@大阪大学です ご指摘どうもありがとうございました. #あり => #within のように変更しました. これでネスケでも飛べるはずです. > ここに使っている式はどこかに発表されているものでしょうか。文献等教えてく > ださい。 どこかから引っ張ってきたのではなく,自分で計算しました.年末年始に近づくと,この手の質 問がやたら多いので,WebPageにしたということです. ここではz-変換を使っていますが,変換しないで生の相関係数を比較する方法もあり,岩原 (1965 p357)にもでています.このページを作った時にはこの文献に気付いていませんでし た. 生の相関係数の正規近似はよくなく,z-変換したものの正規近似が薦められている訳です が,対応のある相関係数の比較の場合も,z-変換した方がbetterな正規近似 (第一種の過 誤の評価がより正確) が得られるだろうと考えたわけです. 両者の比較についての文献がないのであれば,卒論のテーマにはよいかも.来年の卒論生 にやってもらうかもしれません. 相関行列しか利用可能でない場合に,すべての相関係数をz-変換してから共分散構造分析 するというような提案を,確か,豊田さんがしていたような... ----------------------------------------------------------------- Yutaka Kano, Graduate School of Human Sciences, Osaka University Suita, Osaka 565-0871, Japan Phone/Fax:+81-6-6879-8052 http://koko15.hus.osaka-u.ac.jp/~kano/research/paper/abstract.html Chief Editor of Behaviormetrika http://wwwsoc.nii.ac.jp/bsj/behaviormetrika_e.html You can get pdf files of the current articles of Behaviormetrika. Visit http://wwwsoc.nii.ac.jp/bsj/behaviormetrika_index_e.html ------------------------------------------------------------------ > 堀@香川大学経済学部です。 > > > 便乗質問です。 > > 狩野さんのホームページにある > 同一被験者からに採られたデータに基づく2つの相関係数の相等性(対応がある場 > 合) > http://koko15.hus.osaka-u.ac.jp/~kano/lecture/faq/q1.html#あり > > netscape 7.0だと#ありに飛べない。ie だと飛ぶ。netscape 7.0でも#なしには飛 > ぶことができる。おそらく2バイトコードのなにかがひっかかっているものと思 > われる。(ネスケも使用者が4%程度だからあきらめますかね) > > ここに使っている式はどこかに発表されているものでしょうか。文献等教えてく > ださい。 > > 下の2つの文献にはないもののようですが。 > > Olkin, I., and Finn, J.D. (1995). Correlations redux. Psychological > Bulletin, 118, 155-164. > > Steiger, J.H. (1980). Tests for comparing elements of a correlation > matrix. Psychological Bulletin, 87, 245-251. > > ---- > 堀 啓造(香川大学経済学部) > home page http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/ > 電話番号 087-832-1894(直通) > fax 087-832-1820(事務室) > 〒760-8523(これで香川大学経済学部) > 香川県高松市幸町2−1 香川大学経済学部 >
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