[fpr 2254] 相関係数の相等性

狩野裕

狩野@大阪大学です

ご指摘どうもありがとうございました.

#あり  => #within

のように変更しました. これでネスケでも飛べるはずです.

> ここに使っている式はどこかに発表されているものでしょうか。文献等教えてく
> ださい。

どこかから引っ張ってきたのではなく,自分で計算しました.年末年始に近づくと,この手の質
問がやたら多いので,WebPageにしたということです.

ここではz-変換を使っていますが,変換しないで生の相関係数を比較する方法もあり,岩原
(1965 p357)にもでています.このページを作った時にはこの文献に気付いていませんでし
た.
 
生の相関係数の正規近似はよくなく,z-変換したものの正規近似が薦められている訳です
が,対応のある相関係数の比較の場合も,z-変換した方がbetterな正規近似 (第一種の過
誤の評価がより正確) が得られるだろうと考えたわけです.

両者の比較についての文献がないのであれば,卒論のテーマにはよいかも.来年の卒論生
にやってもらうかもしれません.

相関行列しか利用可能でない場合に,すべての相関係数をz-変換してから共分散構造分析
するというような提案を,確か,豊田さんがしていたような...


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> 堀@香川大学経済学部です。
> 
> 
> 便乗質問です。
> 
> 狩野さんのホームページにある
> 同一被験者からに採られたデータに基づく2つの相関係数の相等性(対応がある場
> 合)
> http://koko15.hus.osaka-u.ac.jp/~kano/lecture/faq/q1.html#あり
> 
> netscape 7.0だと#ありに飛べない。ie だと飛ぶ。netscape 7.0でも#なしには飛
> ぶことができる。おそらく2バイトコードのなにかがひっかかっているものと思
> われる。(ネスケも使用者が4%程度だからあきらめますかね)
> 
> ここに使っている式はどこかに発表されているものでしょうか。文献等教えてく
> ださい。
> 
> 下の2つの文献にはないもののようですが。
> 
> Olkin, I., and Finn, J.D. (1995). Correlations redux. Psychological 
> Bulletin, 118, 155-164.
> 
> Steiger, J.H. (1980). Tests for comparing elements of a correlation 
> matrix. Psychological Bulletin, 87, 245-251.
> 
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> 堀 啓造(香川大学経済学部)
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