京都大学の渡部と申します。12月14-15日に京都にて国際シンポジウムを開催いたし
ます。参加費は無料です。ポスター発表の申し込みも受け付けております。詳しく
は、下記案内のリンクをご覧下さい。皆様のご来場をお待ちしております。
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京都大学心理学連合21世紀COE主催 国際シンポジウム
認知の社会・文化的基盤
日時:2002年12月14日-15日
場所:京都市国際会議場(地下鉄烏丸線 「国際会館前」下車 徒歩5分)
参加費:無料(ただし、事前にメールでの申し込みが必要です。詳しくは下記URLを
ご参照ください)
http://www.hi.h.kyoto-u.ac.jp/users/cpl/symposium/schedule.html
人の思考や知覚が、社会・文化的に育まれ、それによって大きく影響されることは、
古くはG.H. Mead、また、1950年代には、Jerry BrunerらによるNew Look心理学によ
り指摘されてきました。また近年は、厳密な実験研究を通じて、社会や文化によって
認知の諸相が育まれる様が示唆されてきています。今回は、心理学の基底を流れる古
くて新しいこのアイディア--つまり、認知の社会・文化的基盤--を正面から取り上
げ、最新のデータと理論をふまえた上で将来への展望を得たいと考え、以下のような
シンポジアムを企画いたしました。ポスター発表も受け付けております。是非関連分
野の研究者、学生の皆様のご参加をいただけたらと思っております。
企画者代表 北山 忍
テーマと主要発表者
1:認知と知覚
Richard E. Nisbett, University of Michigan, USA
Inchoel Choi, Seoul National University, South Korea
吉川左紀子、京都大学
唐澤 穣、神戸大学 他
2:自己認知
Hazel Rose Markus, Stanford University, USA
山口 勧、東京大学
板倉昭二、京都大学
唐澤真弓、東京女子大学 他
3:文化の変容と進化
亀田達也、北海道大学
やまだようこ、京都大学
北山 忍、京都大学 他
4:言語
石井敬子、北海道大学
今井むつみ、慶応義塾大学
岡本真一郎、愛知学院大学 他
5:暗黙知とその帰結
Claude M. Steele, Stanford University, USA
Ulrich Kuhnen, University of Mannheim, Germany
内田由紀子、京都大学 他
お問い合わせ先:cpl (at) hi.h.kyoto-u.ac.jpまたは075-753-6562まで。
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。