本日の朝日新聞に “勉強、何のため”という見出しで、「くもん子ども研」と朝日新聞本社が行った 共同調査の結果が紹介されていました。 くもんの調査ではありませんが、その中に、 OECDが行った調査で「日本の子どもの勉強時間は世界で最低レベル」であったという グラフが載っています。最短は日本で24.9分、最長はギリシャの60分、ということですが 記事をよく読むと > 各教科の時間数(1週間あたり)について「0」「週1時間未満」「1〜3時間未満」「3時 > 間以上」のいずれかを選ぶ形で答えさせた。それを、それぞれ「0」「0.5」「2」「4」 > 時間と換算して、全教科を合計した。その数字を、「1日あたり何分か」という単位 > に計算し直してみた とあります。 順序尺度的な回答結果からどうして平均勉強時間が「換算」できるのか 理解できないのですが、あるいは、何らかの推定式が考案されているのでしょうか? 情報をいただければ幸いです。 _____________________________________________________________ Y.Hasegawa/長谷川芳典 岡山大学文学部心理学教室 http://www.okayama-u.ac.jp/user/le/psycho/member/hase/h0u.html http://www4.justnet.ne.jp/~hasep/WELCOM.HTM
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。