>> 各教科の時間数(1週間あたり)について「0」「週1時間未満」「1〜3時間未満」「3時 >> 間以上」のいずれかを選ぶ形で答えさせた。それを、それぞれ「0」「0.5」「2」「4」 >> 時間と換算して、全教科を合計した。その数字を、「1日あたり何分か」という単位 >> に計算し直してみた > >とあります。 >順序尺度的な回答結果からどうして平均勉強時間が「換算」できるのか >理解できないのですが、あるいは、何らかの推定式が考案されているのでしょうか? 調査およびその解釈にいろいろ問題はあるでしょうが,あなたの疑問に少しでも答えられるならという立場で答えましょう。 0が0はOKでしょう 一時間未満は,0〜1時間ということでしょうが,他に情報がない限り,サンプルの数値はその範囲に一様分布していると考えるのが妥当でしょうから,この区間の平均的な数値は0.5ということにしましょう。OKでしょうか。 あとは,同じように,考えて1〜3の平均として2と言うこともOKでしょうね。 問題は3時間以上ですが,この区間はオープンなので,平均的な数値を考えられないですね。唯一問題はこのところ。ま,3時間以上5時間くらいまでだろうなというようないい加減な推量をすれば,同じように平均的な4時間という数値を得るのは自然ではあります。 ま,統計学というか調査のイロハを知らないで「統計調査」をやると,こんな程度の情報しか得られないという,反面教師的に受け止めればいいです。 -- 青木繁伸@前橋市
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