[fpr 2290] 大きさNの有限母集団から大きさn(Nの50%、60%、70%)の標本をとったときの平均や分散の分布

toyoda (at) waseda.jp


豊田@早稲田です


> From: "Hiroto Miyoshi" <h_m_ (at) po.harenet.ne.jp>
> Date: 2002/12/01 Sun PM 05:36:29 JST
> To: 心理学の基礎 <fpr (at) nuis.ac.jp>
> Subject: [fpr 2289] 大きさNの有限母集団から大きさn(Nの50%、60%、70%)の標本をとったときの平均や分散の分布
> 
> 大きさNの有限母集団から、繰り返しを許さずに
> 大きさnの標本を取ることを考えます。
> nの大きさが、たとえばNの50%〜80%に
> なる(少なくとも10%以上)とします。
> このとき、標本平均の分布や、標本標準偏差の
> 分布は、nがNの10%未満の時に比べて、
> 分散が小さくなります。
> このような場面で、この有限母集団について
> 推測を行いたいときはどうしたらよいでしょうか?

どのような推測を行いたいのかにもよるのですが,
豊田秀樹 1996 調査法講義 朝倉書店 12章から16章
くらいに,上記の状況における平均に関する一般的な方法は
比較的丁寧にかいてあります.

標準偏差(分散)の分布に関しては
船津好明 昭和52年 調査統計入門 共立出版 第2部
にしっかり書いてありますが4次の積率がでてきて
分散の分散の式はすごく複雑です
(私もちゃんとは読んでいませんが,この本はすごい本です)
でも分散に関しては,
現実に応用されているのを見たことがありません.





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