[fpr 2299] AMOSでの共分散構造分析について

kaneko yukari

お茶大大学院研究生の金子と申します。

現在、質問紙調査研究を行っており、
Amosによる共分散構造分析を行っております。

そこに、だれもわからない文句が出てしまっており、
困っております。

突然の質問で大変恐縮でございますが、以下に
述べさせていただきたく思います。


現在行っております分析ですが、構成概念をそれぞれ4つの尺度、
観測変数をそれぞれの尺度の因子得点にしてみて、5因子の
因子得点が観測変数である構成概念(尺度)に、それら4つの
構成概念(尺度)からすべてパスの矢印を向けたモデルを作って、
また4つの構成概念間に共分散の矢印をつけて
多母集団の等値制約つき(W、C)の共分散構造分析を行って見ました。

結果、GFIは0.859となっており、適合度指標はちゃんとでてきました。

しかし、χ二乗検定の数字が出ているところに、「この解は無効です」
とかかれてあったり、「以下の変数に関するモデルの共分散行列は、
正値定符合ではありません」と書かれてあって、下にタイプA、
コーピング、サポート、ストレッサーと並んでありました。適合度指標は、
ちゃんと出てきたのですが、何かそれぞれの観測変数に問題があるの
でしょうか。一応、欠損値は置き換えて系列平均の処理をしたのでないはずです。
また、因子得点を項目数で割って平均点を出しても結果は同じでした。

また、気になるのは、ストレッサーとサポートについて、
それぞれ因子が2つしかないため、一つの構成概念について
観測変数が2つになってしまうことです。

周りの方々は何かのミスではないかとおっしゃっておりますが、
どこがミスしているのか、ご指導いただけましたら幸いでございます。

また、χ二乗の解が無効であっても、適合度指標の数値を採用することは
できるのか、お教えいただけると幸いです。

以上が、お聞きしたいことです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

お茶の水女子大学大学院研究生 金子優香里




スレッド表示 著者別表示 日付順表示 トップページ

ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。