[fpr 2301] SEMのモデル適合度とパスの有意性

Kyoko Sato

fprMLのみなさま

はじめてメールいたします。
東京国際大学大学院臨床心理学研究科修士2年の佐藤恭子と
申します。

現在、修士論文でAmosを用いて共分散構造分析を行っております。
複数の実行結果からひとつを採択する場合、モデル適合度と個々の
パス係数の有意性どちらを優先すべきか迷っており、アドバイスを
いただければと思いメールいたしました。

条件は以下の通りです。

同一のモデルの分析を最尤法、尺度不変最小2乗法(sls)、重みなし
最小2乗法(uls)で実行しました。
(最尤法以外に最小2乗法も用いたのは、正規分布になっていない
データがあったため。)

最尤法に比べ最小2乗法はモデル適合度(GFI)が高いのですが、
個々のパス係数の有意性を見ると、有意(p < .1)でないパスが
ほぼ半数と非常に多くなっています。以下がそのデータです。

                GFI           有意なパス/全パス   
最尤法      .774                    20/26
sls           .901                     12/26
uls           .935                     14/26

最小2乗法を用いた場合の有意性の判断は、以下のHPに従い、
ブートストラップの結果から”パス係数平均値/標準誤差”で
C.R.値を算出しました。
http://www.utexas.edu/cc/faqs/stat/amos/amos7.html

モデルやデータのスクリーニングに問題があったと思われますが、
修士論文提出締切直前で、もはや解析をやり直す時間的余裕は
ありません。

他の推定法による結果も参考として論文中に記述するとして、
「適合度は高いが有意でないパスばかりのモデル」と、
「適合度は低いが想定していたパスはすべて有意のモデル」、
共分散構造分析の考え方としてはではどちらを採択すべき
なのでしょうか。

パス間の係数の大小関係や正負の方向などはどの推定法
でもほぼ同じ傾向にあります。

潜在変数は7個、観測変数は24個で、潜在変数ごとに質問項目の
因子分析を行い、因子ごとの合計得点を観測変数としています。

以上についてご教示いただけましたら大変助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。

*****************************
佐藤 恭子(Kyoko Sato)
     東京国際大学大学院
     臨床心理学研究科 修士2年
     jbh01767 (at) nifty.ne.jp
*****************************


スレッド表示 著者別表示 日付順表示 トップページ

ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。