[fpr 2311] 相関係数の分布

SHIBAYAMA Tadashi

新潟大学の柴山です。

岩崎さんのコメント大変興味深く読みました。

特に、統計教育との関係では、

> づく検定で片方が正規でなくてもよいという議論をするのであれば,上記の「独立
> 性」が必要である旨も付け加え,r で独立性を検定する功罪もいわなければなりませ
> ん.でないと,相関係数に関する統計的推測では,いつの場合でも片方が正規ならば
> もう片方は何でもいいんだとか相関係数で独立性が評価できるといった誤解が生じそ
> うです.初等的な教科書では2変量正規性の仮定をしておくことが無難.そうでない
> ならば上記のような事情をきっちり説明する必要があるでしょう.本の著者と講義す
> る先生の力量に依存します.

の箇所が、「ここまで配慮して授業して来なかったな」と納得する
ことしきりです。

これからもよろしくおねがいします。


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