[fpr 2326] SPSSでの対数線形モデルの出力の見方

堀啓造

堀@香川大学経済学部です。

小野寺 さん名前を間違えて失礼しました。

> 昔の記憶を頼りに以下のように指定すると質的情報の多変量解析P.97
> のANOVAコーディングの結果と一致しますね。
> 
> LOGLINEAR  a(1,3) b(1,3)
>   /PRINT = ALL
>   /CONTRAST(a)=DEVIATION(3)
>   /CONTRAST(b)=DEVIATION(3)
>   /CRITERIA=DELTA(0) CONVERGE(0.0001) ITERATE(100)
>   /DESIGN.

なるほどそういう手がありましたね。
基準セルを自由に決められる方はおぼえていたのですが,

Estimates for Parameters

 A

  Parameter     Coeff.    Std. Err.     Z-Value Lower 95 CI Upper 95 CI

        1   -.072480576      .18400     -.39391     -.43313      .28817
        2   -.242755784      .19697    -1.23247     -.62881      .14330

 B

  Parameter     Coeff.    Std. Err.     Z-Value Lower 95 CI Upper 95 CI

        3   -.111741588      .18540     -.60272     -.47512      .25164
        4   .1234483121      .18780      .65734     -.24464      .49153

 A BY B

  Parameter     Coeff.    Std. Err.     Z-Value Lower 95 CI Upper 95 CI

        5   -.196344712      .27094     -.72468     -.72738      .33470
        6   .1562520523      .25383      .61559     -.34125      .65375
        7   .3104027321      .26832     1.15683     -.21551      .83631
        8   -.772085028      .30669    -2.51749    -1.37319     -.17098

となり,coeff は計算して補えますが,標準誤差は基準セル(カテゴリ)を変えて出
力しないと分からないという不便さがあったのを思い出しました。

なんで計算機なのにそれを出力しないんだ。これをださないとぞの変数に有意差があ
るかどうかわからない。もっとも,多重検定の問題はクリアしていないが。


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堀 啓造(香川大学経済学部)
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